【八洲学園大学開放授業】 西洋思想古典購読Ⅳ
【八洲学園大学開放授業】 西洋思想古典購読Ⅳ |
講師 | 石井 雅之 |
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受講形態 | ||
受講料(税込) | 17,000円(税込) | |
講義時間・回数 | 90分×15回 |
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この講座の概要
本講座は終了しました。多数のご受講ありがとうございました。
ギリシア古典の愛論(友愛論、親愛論)の講読です。テキストとして、アリストテレス『ニコマコス倫理学』の岩波文庫版日本語訳を用い、第8巻及び第9巻を中心に読んでいきます。
西洋の倫理思想史で注目されてきた愛の重要概念として、エロース、ストルゲー、フィリア-、アガペー、カーリタースなどがありますが、今回読むのは、フィリアー(親愛、友愛)、及びそれとの関係でストルゲー(親子の情愛)を論じた古典です。
講義では、原典自体が分かりにくい箇所、訳語だけでは伝わりにくい用語、背景にある思想等について解説しますので、それをきくことによって、一人で読む場合より多少とも理解を深め、各自の思索の展開もより実り豊かにしていただけるものと思います。
『ニコマコス倫理学』第8巻より:「国外を歩あるいてみると、あらゆる人間がいかにお互いに対して家族的で親愛的なものであるかが見られるであろう。また、愛というものは国内をむすぶ紐帯の役割をはたすもののごとくであり、立法者たちの関心も、正義によりもむしろこうした愛に存しているように思われる。」
同書第9巻より:「友は『第二の自己』である。」
※教材:アリストテレス著、高田三郎訳『ニコマコス倫理学』(下)岩波文庫、1,015円。
※書店等で各自購入してください。
講義では、原典自体が分かりにくい箇所、訳語だけでは伝わりにくい用語、背景にある思想等について解説しますので、それをきくことによって、一人で読む場合より多少とも理解を深め、各自の思索の展開もより実り豊かにしていただけるものと思います。
『ニコマコス倫理学』第8巻より:「国外を歩あるいてみると、あらゆる人間がいかにお互いに対して家族的で親愛的なものであるかが見られるであろう。また、愛というものは国内をむすぶ紐帯の役割をはたすもののごとくであり、立法者たちの関心も、正義によりもむしろこうした愛に存しているように思われる。」
同書第9巻より:「友は『第二の自己』である。」
※教材:アリストテレス著、高田三郎訳『ニコマコス倫理学』(下)岩波文庫、1,015円。
※書店等で各自購入してください。
この講座の受講対象
どなたでも
※この講座は八洲学園大学開放授業として、本学正規科目「西洋思想古典購読Ⅳ」を学生とともに受講します。
(やや高度な内容で、当該専門分野についての一定の基礎知識が必要)
日程と内容について
日程 | 時間 | 内容 | |
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1 | 13:00-14:30 | 〔1限目〕・受講ガイダンス ・愛の概念について ・アリストテレスと愛論 |
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2 | 13:00-14:30 | 〔2限目〕『ニコマコス倫理学』親愛論講読(第8巻から) |
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3 | 13:00-14:30 | 〔3限目〕『ニコマコス倫理学』親愛論講読(前回の続き) |
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4 | 13:00-14:30 | 〔4限目〕『ニコマコス倫理学』親愛論講読(前回の続き) |
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5 | 13:00-14:30 | 〔5限目〕『ニコマコス倫理学』親愛論講読(前回の続き) |
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6 | 13:00-14:30 | 〔6限目〕『ニコマコス倫理学』親愛論講読(前回の続き) |
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7 | 13:00-14:30 | 〔7限目〕『ニコマコス倫理学』親愛論講読(前回の続き) |
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8 | 13:00-14:30 | 〔8限目〕『ニコマコス倫理学』親愛論講読(前回の続き) |
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9 | 13:00-14:30 | 〔9限目〕『ニコマコス倫理学』親愛論講読(前回の続き) |
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10 | 13:00-14:30 | 〔10限目〕『ニコマコス倫理学』親愛論講読(前回の続き) |
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11 | 13:00-14:30 | 〔11限目〕『ニコマコス倫理学』親愛論講読(前回の続き) |
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12 | 13:00-14:30 | 〔12限目〕『ニコマコス倫理学』親愛論講読(前回の続き) |
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13 | 13:00-14:30 | 〔13限目〕『ニコマコス倫理学』親愛論講読(前回の続き) |
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14 | 13:00-14:30 | 〔14限目〕『ニコマコス倫理学』親愛論講読(前回の続き) |
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15 | 13:00-14:30 | 〔15限目〕全体を振り返って(まとめ) |
講師プロフィール
石井 雅之 |
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