【八洲学園大学開放授業】地域と子どもの安全・安心-地域安全マップを作ろう
【八洲学園大学開放授業】地域と子どもの安全・安心-地域安全マップを作ろう |
講師 | 小関慶太 |
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受講形態 | ||
受講料(税込) | 8,500円(税込) | |
講義時間・回数 | 90分×8回 |
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この講座の概要
子どもや地域の安全と聞くと関係ないと思われがちです。子どもや地域の安全・安心について学ぶということは、私たちが日常生活を送る上での知識にもなります。我が国のモータリゼーションの発展は素晴しい。しかし、我が国は少子高齢化社会(現象)から少子高齢社会(事実)に変わろうとしています。高齢社会においては、自動車のコンピューター制御により起こる交通事故、また特殊詐欺等、私たちが使いこなすことが出来ないほどに科学技術が発展すればするほど、犯罪は複雑化していきます。
そこで本講義では、私たちが日常生活を営む空間の“まち”を舞台に犯罪に強い街づくりをテーマに学んでいきます。
講義を通して「地域と子どもの安心・安全」の知識や「景色解読力(危険予測力)」を身に付けます。家庭教育において子どもとともに、地域社会教育として地域の子どもたちともに防犯意識を高めていってもらいたく思います。そこで登場するのが「地域安全マップ作り」です。
地域安全マップ作りに関しては賛否両論ありますが、子どもや地域でこのような取組を行うことには、主に3つのメリットがあると考えられています。第一に「危険予測能力(景色読解力)が高まる」、景色を見るだけでどんな危険が秘めているか分析できることで危険回避ができるようになります。第二に「非行防止」、コミュニケーション能力や地域への愛着が高まります。そこから子ども同士の社会性や地域との絆の市民性が高まっていきます。第三に「対象地域の犯罪発生率の低下」、子どもなどを通じて親世代や地域住民に正しい防犯知識に基づいた防犯活動を行うことができるようになります。また昨今、新旧の住宅街に目に見えない線引きがされています。人間関係が希薄化することで一般化されていない行動をとる者に対する不審の目(地域によって作られる不審者)などといった問題もあります。これらの解決策にも一役をかっています。
講義では、明日から使える知識を学んでいきます。また安全マップ作りの賛否の意味を理解することで有意義に学んでいくことが出来ます。また実際に講師がフィールド調査をした写真等を使用し、視覚で学べるように努めていきます
そこで本講義では、私たちが日常生活を営む空間の“まち”を舞台に犯罪に強い街づくりをテーマに学んでいきます。
講義を通して「地域と子どもの安心・安全」の知識や「景色解読力(危険予測力)」を身に付けます。家庭教育において子どもとともに、地域社会教育として地域の子どもたちともに防犯意識を高めていってもらいたく思います。そこで登場するのが「地域安全マップ作り」です。
地域安全マップ作りに関しては賛否両論ありますが、子どもや地域でこのような取組を行うことには、主に3つのメリットがあると考えられています。第一に「危険予測能力(景色読解力)が高まる」、景色を見るだけでどんな危険が秘めているか分析できることで危険回避ができるようになります。第二に「非行防止」、コミュニケーション能力や地域への愛着が高まります。そこから子ども同士の社会性や地域との絆の市民性が高まっていきます。第三に「対象地域の犯罪発生率の低下」、子どもなどを通じて親世代や地域住民に正しい防犯知識に基づいた防犯活動を行うことができるようになります。また昨今、新旧の住宅街に目に見えない線引きがされています。人間関係が希薄化することで一般化されていない行動をとる者に対する不審の目(地域によって作られる不審者)などといった問題もあります。これらの解決策にも一役をかっています。
講義では、明日から使える知識を学んでいきます。また安全マップ作りの賛否の意味を理解することで有意義に学んでいくことが出来ます。また実際に講師がフィールド調査をした写真等を使用し、視覚で学べるように努めていきます
この講座の受講対象
どなたでも ※この講座は八洲学園大学開放授業として、本学正規科目「地域と子どもの安全・安心-地域安全マップを作ろう」
を学生とともに受講します。 (入門的な内容で、高校卒業程度の学力が必要)
日程と内容について
日程 | 時間 | 内容 | |
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1 | 2018年 01月09日 |
9:00-10:40 | 【オリエンテーション】 【犯罪学の考え方】犯罪原因論/犯罪機会論 【不審者①】どういう人? <理解目標>犯罪の性格を知り、どうすれば犯罪被害に遭わないかを考える |
2 | 2018年 01月16日 |
9:00-10:40 | 【不審者②】信じられない子どもと大人 【景色解読力】朝・昼・夕方・夜でどんな変化をするの? 【地域と犯罪予防】Gated community/防犯パトロール/挨拶運動 <理解目標>地域での犯罪に対する取り組みを学ぶ |
3 | 2018年 01月23日 |
9:00-10:40 | 【どこが安全?①】危ない人、危ない場所から発想の転換 <理解目標>家族で防犯を考えてみよう |
4 | 2018年 01月30日 |
9:00-10:40 | 【どこが安全?②】危険な場所のキーワード <理解目標>犯罪の発生の深度を考えてみよう |
5 | 2018年 02月06日 |
9:00-10:40 | 【どこが安全?③】犯行事件現場から学ぶ <理解目標>犯罪の発生の深度を考えてみよう |
6 | 2018年 02月13日 |
9:00-10:40 | 【地域安全マップ①】正しい地域安全マップと間違った地域安全マップ <理解目標>安全マップの作成方法を学ぶ |
7 | 2018年 02月20日 |
9:00-10:40 | 【地域安全マップ②】こんな場所が危ない/地域安全マップから何が防げるか <理解目標>実際に見て考えてみる |
8 | 2018年 02月27日 |
9:00-10:40 | 【地域安全マップ作成】 八洲学園大学周辺の安全マップを作ってみましょう。 写真より受講生と話し合いをしながら考えてみたく思います。 【総括】 <理解目標>実践的な取り組みから学ぶ |
講師プロフィール
小関 慶太
八洲学園大学 生涯学習学部 准教授
(兼担)リカレント研究センター 研究センター長
(兼任)千葉こども専門学校、中央大学法学部
・西条市「子ども安全管理士」(西条市長認定)
・防災管理者
[研究分野]
・若者カルチャーと犯罪予防
・実名報道と特定少年
・保育施設のリスクマネジメント(事件・事故予防論)
・保育者養成
■詳細
http://www.yashima.ac.jp/univ/about/information/teacher_koseki.php
「学び直してみたい」「学んでみたい」、でも大学に入学してまでの意欲はない方も、トライアル(お試し)講座として開放授業で一緒に学んでみませんか。