「3月を迎えて」
教務部 高田 義弘
春分の日も過ぎ、いよいよ春が訪れる時期となりましたが、まだまだ寒い日がつづいています。
春もそこまで来てなにやら足踏みしているようです。
3月24日・・・
この日は教師も学生もあわただしい日となりました。
第17回柔道整復師国家試験合格発表が行われた日です。
午後2時、緊張に包まれた職員室のパソコンに合格者のデータが映し出されました。
全国総受験者数5187名、合格者4380名・・・平均84.4%(新卒生)
それに対し本校の合否結果・・・
受験者数54名のうち合格者47名・・・・合格率87.0%(新卒生)
この結果はいろいろな意味をもった数字であるといえます。
まず合格率が全国平均を上回ったことです。
これは生徒達の努力は言うまでもありませんが、本校に指導に来ていただいてる先生方の熱意の賜物であるといえます。そして他校に引けを取らない教育システムを持っているということです。
しかしその反面7名の学生が涙を飲んだというのも事実です。彼らの努力が足らなかっただけとかたずけられる問題ではありません。今後どのようなかたちでサポートしていくべきかを見つめ直す必要性を示す結果であるともいえます。
4月から合格者は新たに誕生した柔道整復師として、不合格者は国家試験に再挑戦する者としとて、教職員は160名の生徒を国家試験合格へ導く者としてそれぞれの新しいスタートがきられることとなるでしょう。 |