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教員紹介

馬居 政幸

非常勤講師

馬居 政幸 Masayuki Umai

  • 学位またはそれに準ずる称号等:教育学修士
  • 専門分野・研究テーマ:教育社会学、生涯学習研究、社会科教育研究
    少子・高齢・人口減少の進行に応じた社会システム転換のための調査研究

担当科目

・変化する社会と生涯学習の課題
・人口減少時代における生涯学習の可能性

学歴

1973年3月 東京教育大学教育学部教育学科(教育学専攻)卒業
1979年3月 東京教育大学大学院教育学研究科教育学専攻博士課程 単位取得満期退学

職歴

1979年4月 静岡大学教育学部 講師
1983年4月 静岡大学教育学部 助教授
1994年4月 静岡大学教育学部 教授
2014年3月 静岡大学教育学部 退職
2014年8月 UER-Labo:UMAI Education Research Laboratories(馬居教育調査研究所)開設

教育活動・研究活動

社会活動

著書・論文

メッセージ

今と未来のリアリティと真摯に向き合うために・・・

◇変化する社会と生涯学習の課題◇
 変化の激しい社会では創造され交換される知識の変化もまた速くなります。しかし、変化流動する知識をリアルタイムで学校が教えることは困難です。さらに変化が国の仕組みや他国との関係にまで及ぶとき、①就学前と就学後も視野においた学校の内と外双方での教育と学習の仕組みの検証が必要になります。さらに、②家庭、地域、職場、情報環境など日常生活の様々な場で出会う“ヒト、モノ、コト”と相互に影響し合うことで形成される世界との関係も問われます。
このように、“変化を常とする社会”とは“生涯にわたり学ぶ”ことが必要な社会と位置づけ、その課題を上記の2種の観点から受講者の日常へのアプローチの方法の学習とともに明らかにします。

◇人口減少時代における生涯学習の可能性
 2010年を前後する時期に日本は人口減少社会に転換しました。その変化にともなう課題や問題の解決に向けての処方は、法や制度の力による一方的強制ではなく、教育と学習の機会を介した選択肢の提示によって準備されなければなりません。世界のどの国も未だ経験したことのない急激な少子・高齢・人口減少社会へのソフトランディングの成否は、まさに生涯にわたる教育と学習のあり方に委ねられています。とりわけ、全国各地の地域社会を舞台に実践され蓄積されてきた生涯学習の資源が担うべき役割は大きいです。その理由を、出生者や高齢者の数や率という数値の前提にある一人ひとりの生活世界の変化の意味を問うことから明らかにすることを試みます。

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