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担当科目

リスクマネジメント総論、企業ガバナンス論、ディベート：経営戦略論I、ディベート：経営戦略論II、
社会人のための基礎英語、マネーとリスク、情報と予測、
将来予測手法に必要な情報の価値を学ぶ（2012年大統領選挙を題材に）、経営に必要な会計の知識、
日本の優秀企業研究、経営情報論、特別研究(巨大リスクの危機管理）

学歴

東京大学経済学部卒業
東京大学大学院経済学研究科博士課程中退（ミクロ経済学専攻）

職歴

住友金属工業（株）鋼管営業部長
住金アメリカ社長
リスクマネジメントコンサルタント
慶応ビジネススクール非常勤講師などを経て現職

メッセージ

日本は30年間維持してきた世界第二位の経済大国の地位を中国に譲ってしまいました（1人当たりの所得では未だ日本が10倍以上大きいですが）。日本の輸出を支えてきた電機や半導体企業は韓国企業との激しい競争のなかで大きな戦略の変更を迫られています。モノづくりの頂点に立つ自動車ですら安泰ではありません。急成長するGoogleなどITソフト企業と比較して、日本企業のモノづくり経営へのこだわりや何時までも未熟なグローバル化が問題だという意見も出ています。
こうした問題意識を背景に日米の企業経営に携わった経験に基づいて日本と世界の企業の今の動きを読み解こうと思います。春学期は企業の経営をグローバル、リスク、マネーをキーワードに皆さんと一緒に学ぶことにしましょう。

グローバルビジネスマンの感覚を生かした教育活動に取り組みたいと思います。特に、社会人の一層のプロフェッショナル化のための知的武装を支援するインターネット教育プログラムの導入に取り組むことを課題にしています。