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「司書:図書館で働くために」
前田さん
前田さん

2012年に図書館司書資格の取得を目指して、科目等履修生として入学。半年間で司書資格取得の目標を達成する。
本学で学習したことを就職試験で活用し、図書館での採用が決まる。(2013.9月現在)
※写真、右から2番目。


学生支援センター
本日は、科目等履修生として本学で司書資格を取得した前田さんにお話を伺います。
どうぞよろしくお願いいたします。

早速ですが、前田さんはこの横浜から遠方にお住まいかと思います。どのようにして八洲学園大学に入学しようと思ったのですか?

前田さん
図書館に勤めたくて司書資格が欲しかったのですが、私が在籍していた大学では司書関連の科目が開講されていなかったので、他大学で司書資格を取ろうと思いました。
夏に行われている短期の講習だと実践的なことが学べないと聞いていたので、通信制大学で腰を据えて取ることにしました。検索エンジンで「司書 通信制大学 半年」と検索したところ、八洲学園大学と出会いました。他の通信制大学も検討しましたが、半年で司書資格が取得できるのは八洲学園大学だけでしたのでそれが決め手になりましたね。

学生支援センター
なるほど!半年間で取得を目指されて入学したのですね。半年ですとかなり大変だと思いますが、学習スケジュールなど、どのように立てましたか?

前田さん
当時大学4年生で卒業論文もほぼ仕上がっていたため、他の受講生の方と比べて私は時間がある方でした。そのため、一日一冊は図書館学関連の本を読むようにしていました。八洲学園大学の授業では基本的に二回の小レポートと期末レポートがあるのですが、私はどれもギリギリの提出になってしまいました。

学生支援センター
それでも、やはり大変ですね!(笑)一日にどのくらい学習されましたか。

前田さん
学習時間は普段は1~3時間、レポート提出の締め切り前は一日中机に向かっていることもありました。自分でスケジュールが組めるのでムラがありました!(笑)

学生支援センター
それでも半年間で資格取得はすごいです!本当におめでとうございます!
さらに、前田さんは就職が決まったとのこと、誠におめでとうございます!
就職試験は大変だったと思います。その辺りについて、教えてください。

前田さん
私は何が何でも図書館に勤めたかったので、館種や勤務地にこだわらず、とにかく司書職としての求人があれば地元・地方・都会を問わず全国を飛び回っていました。
実際に受けた試験は公立大学の図書館を1館、私立大学・専門学校の図書館を3館、公共図書館の指定管理者の企業を1つ、国立国会図書館の総合職、地方自治体の司書職枠を3つ、国立大学法人等の図書枠を1つ、です。
最終的に某国立大学法人から内定をもらったときは嬉しさのあまり脱力してしまいました(笑)

学生支援センター
かなり狭き門にも関わらず、本当にすごいです!
試験勉強はどういった学習をされていましたか?

前田さん
基本的に公務員試験に分類されるので、公務員試験に必要な教養試験と専門試験(図書館情報学)の勉強、それから面接対策をしていました。

学生支援センター
面接試験は緊張しますからね!(笑)

前田さん
私は口下手なので、前日に声を出す練習はしていきました。それから質問されると思う事項を紙に書いて頭の中を整理しました。完璧に“暗記”する必要はありませんが、練習でスラスラ言えないようでは本番でも言えないかと思います。
自己PR、志望動機の二本柱はもちろんですが、図書館事情(民間企業への業務委託、資料費逼迫、複本、著作権など図書館の抱える問題)も聞かれたら自分の考えを答えられるようにしておきたいですね!

学生支援センター
とても参考になります!
それでは、筆記試験はどうでしたか?

前田さん
教養試験は大学受験の時の勉強を復習する感じで独学である程度やった後に、公務員試験予備校の短期講座で頻出事項をチェックしました。専門試験は八洲学園大学で学んだことと過去問を中心に復習し、テキスト・関連書籍を読み込みました。また、頻出事項である図書館史をノートにまとめる、NDCの丸暗記といった地道な作業もしました。面接対策は予備校の面接講座も受けましたが、それ以上に図書館情報学を学ぶ過程で得た図書館に関する知識が本番で聞かれた際に役に立ちました。

学生支援センター
授業での学習が役に立ったとのこと、とても嬉しいです。
本学にも図書館司書として正規採用を目指している方が大勢いらっしゃいます。
何かアドバイスをお願いします!

前田さん
公務員試験は情報戦の側面がありますが、司書職枠は他の公務員試験(事務職枠)と比べて情報量が少ないです。ウェブサイトや大学の就職支援を利用するなどして、自分が就職したい館種の求人情報を見逃さないようにしてください!また実際に図書館職員の知り合いがいたら、その方に業務に関するお話を聞くのもいいかもしれません。決して多くないチャンスを無駄にしないようにするのが第一です。
勉強に関しては教養試験・専門試験ともに範囲が膨大なので、「この参考書は一日10ページを1か月で終わらせる」といったように、必ずスケジュールを立てて行ってください。なお、教養試験については参考書やネット上に情報が氾濫しているきらいがあるので、出版社・予備校などの受験業界の戦略に踊らされないように注意してください。

学生支援センター
ありがとうございます。現在、キャリアコーディネート室として毎週求人情報をメールにてご案内しております。もしも自分で採用先を見つけられないという方は、ぜひ利用してもらいたいですね。
それでは、前田さんのこれからの目標をぜひ教えてください!

前田さん
私は留学などをしていたため、社会人になるのが同期より2,3年ほど遅れました。それは今までコンプレックスで、これからも少なからず抱えていくものだと思いますが、その分を挽回できるように、大学図書館職員として学ぶべきことは貪欲に学んでいこうかと思っています。
また、昨今の大学では“国際化”がキーワードとなっていますが、当然それは働く側にも求められていくことだと思います。今まで細く長く続けてきた英語の学習ですが、そろそろ「特技は英語!」と自信を持って言えるように昇華させたいです(笑)

学生支援センター
素晴らしい目標です!ぜひこれから頑張ってくださいね!!
最後にこれから入学を検討している方にメッセージをお願いします。

前田さん
正直なことを言うと、八洲学園大学で司書資格を取るのは他の手段で取るよりも若干学費が高くつきます(笑)しかしその分、学べることの質や学習環境、事務室の対応はかなり満足のいくものとなっていることは保証します。
インターネットでスクーリングができるということは「自宅にいながら楽に学べる」ということ以上に、全国の様々な年代や職業の方々と一緒に授業が受けられるというメリットがあります。また、テキスト科目ではレポートを書くことが主な学習になるのですが、その過程では図書館に関する問題・現状を主体的に考える機会が多く、一方スクーリング科目では「情報資源組織演習」「情報サービス演習」などで実際の図書館での業務を意識してライブ授業が行われます。実務においても就職試験においてもとても有益な授業が開講されているので、ただ資格を取りたいだけではなく、資格を取った後のことも考えている方には特にオススメできる大学です。

学生支援センター
本日は、お忙しい中ありがとうございました!

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