「大学卒業：パソコンがあれば学習できる」｜通信大学の八洲学園大学[司書ほか、国家資格取得を目指せる通信大学]

「大学卒業：パソコンがあれば学習できる」

ﾄｩﾝﾅｲﾝｳｨﾝさん　2012年入学

特修生制度を利用し、本学に入学。
世界で活動しながら、卒業を目指し正科生として学んでいる。

◇学生支援センター
本日は、2012年10月に特修生として入学され、2013年4月より正科生になった、トゥンナインウィンさんにお話を伺います。
まず、本学に特修生制度があることはどこでお知りになったのでしょうか。

◆ﾄｩﾝﾅｲﾝｳｨﾝさん
私が所属しているNPOの方から紹介いただきました。NPOの方がインターネットで調べてくださり、自分もホームページを拝見しました。

◇学生支援センター
トゥンナインウィンさんは、NPOの活動で、ミャンマー、スリランカ、カンボジアや日本などを行き来しておられるそうですね。そうした多忙な状況の中、本学に入学しようと思ったきっかけは、何だったのでしょうか。

◆ﾄｩﾝﾅｲﾝｳｨﾝさん
日本語をずっと勉強しているのですが、その目標をある程度までは達成し、さらに上達のために次の目標を考えている最中に、NPOの方に八洲学園大学のことを教えていただきました。私は母国では勉強を続けることができませんでしたので、自分の学歴では、なかなか入学できる大学がありませんでした。また、仕事をしながら海外にいることも多く、日本にずっといられません。ほかの大学は通学しなければなりませんが、八洲学園大学は通学が不要ですし、「生涯学習学科」があり、仕事にも関連する勉強ができるので自分に合っていると思いました。

◇学生支援センター
トゥンナインウィンさんのような世界で活躍されている方にご入学いただき、私も大変嬉しいです。本学をご紹介いただいたNPOの方に、この場を借りてお礼を言いたい気持ちです！
では、本学での学習について、ご入学前とご入学後では、印象は違いますか。

◆ﾄｩﾝﾅｲﾝｳｨﾝさん
私は、日本の大学がどんなものか、全く分かりませんでした。日本人の知り合いに聞いてみると、「大学の授業は聴くだけでいい」というようなことを聞きましたので、「簡単だ」という印象を持っていました。でも、入学してからは、本当に本気で頑張らなければ自分のためにならないということが分かり、すごく良かったと思っています。

◇学生支援センター
通信制の本学では、レポート提出の回数も多いですし、インターネット上のスクーリング受講では「チャット」での発言が求められますので、意外と通学制よりも主体性が求められるかもしれませんね。
他に、入学して良かったと感じることがあれば教えてください。

◆ﾄｩﾝﾅｲﾝｳｨﾝさん
通学しなくても勉強ができることと、世界や日本の現状理解や実践に役立つ学習ばかりで、私が知りたかった日本社会や日本人の仕事に対する考え方、財政の仕組みも勉強できることです。私としては、日本語にも苦労していますが、日本のニュースを見て今何がなぜ起きているか理解できるようになったので、入学してよかったと思います。

◇学生支援センター
特修生の間は、履修できる科目に制限がありましたが、正科生になると自由に科目を選択できますので、これからがさらに楽しみですね。
とはいえ、海外と日本を行き来しながらの学習は、大変だと感じることもあるのではないでしょうか。そうした場合は、どのように対処されていますか。

◆ﾄｩﾝﾅｲﾝｳｨﾝさん
移動が多いので、インターネット環境が毎回違ったり、停電があったりするため大変ですが、対処方法も考えられるようになりました。
インターネットの速度が遅くてもなんとか授業が受けられるので、思っていたよりも授業で使われている動画等の容量が軽いのだと思います。
なるべく授業の開講時間に自分の予定を合わせていますが、移動の時間に当たるときはどうしょうもできません。そうした場合には、先生に連絡を取って「オンデマンド」で受けることが出来るので、ありがたいです。一度、時差で勘違いしてしまい、授業を受けられず、後で気が付いて先生に連絡したことがありましたが、その時も「再配信授業」を受けられたので、よかったです。
今は職場にも協力していただいて授業を優先することができていますが、春学期は、曜日や時間も考えて履修科目を選択しました。仕事と学習、どちらもしっかりできるようにしたいと思います。