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生徒会夏季リーダーシップ研修について

※研修についての概要説明/生徒会書記が執筆
(事前研修)
生徒会夏季リーダーシップ研修を行いました!
今回は本校の現役生徒会役員生徒13名と、未来の生徒会役員候補生徒3名が1泊2日のリーダーシップ研修に参加しました。
事前研修では、アイスブレーキングで他者紹介をしました。また、参加生徒それぞれが考えてきた「私が目指す理想の学校/生徒の姿」と「それを実現するための取り組み」を発表し、互いにフィードバックし合いました。

(研修1日目)スタートアップポップコーン(株)を訪問。生徒会活動、学校生活、自分たちのこれから歩むキャリアの中で大切にしたい価値観について語り合う哲学対話を行いました。

その後、(株)ボーダレス・ジャパンの福岡オフィスを訪問し、代表の田口一成さんとディスカッションを実施。また、生徒会役員として「私が目指す理想の学校/生徒の姿」と「それを実現するための取り組み」を発表し、社会起業家の方々からフィードバックをもらい、自分たちの企画をブラッシュアップしました。

(研修2日目)

いよいよ研修2日目の最終日。夏季リーダーシップ研修の集大成として、今日までブラッシュアップし続けてきた「私が目指す理想の学校/生徒の姿」と「それを実現するための取り組み」をお披露目する最終プレゼン大会!本校の柴山校長や商業科主任の橋本先生に加え、教育と探求社の福本由美子さん、西日本新聞社の四宮淳平さん、毎日新聞社の山口桂子さん、福岡大学教授の飛田努さんがゲストとして参加し、私たちのプレゼンを聞いてくださいました!

(オフショット!)

様々な学びを得た研修の夜!夕食の場を通して生徒同士の親睦が深まるのも研修の魅力です!その後はホテルに戻り、リフレクションを行いました。社会起業家や社長といった各界で活躍するリーダーとの議論、そして生徒同士の対話や自分を見つめなおす時間…どれも女子商でしか経験できない生徒会活動です!!!

執筆者:生徒会書記(前田、武田)

協力企業からのメッセージ①
先日は研修会お疲れ様でした! 自分自身の価値観や友達の価値観との違いや、どの意見も大切で尊い価値観だったと思います! 皆さんがこれから行っていく活動や仕事がどんな人の役に立って、皆さんは「どんな役目を持って生きていくのか」少しでも意識が向いたら嬉しいなー。と思っています。
これから世の働き方、自分自身を取り巻く環境は大きく変化していきます。その時その時の最適解を見つけて、判断と実行を繰り返していかなくてはいけません。皆さんの今の学びはきっと、将来に判断を迫られた時の価値基準として存在していきます!
仕事はただ、お金を稼ぐ手段という訳ではありません。働きを通して自分の人生の自己実現を行い、人の役に立つことができる楽しい時間です。皆さんにもそう捉えていただけたら嬉しいです。
皆さんの将来に期待して、私も頑張って行こうと思います。またいつかお会いできる日を楽しみにしています!

スタートアップポップコーン株式会社/代表取締役CEO 澤田 聖士 様より

協力企業からのメッセージ②
来社してくださった女子商の皆さんが「学校をより良い場所にしたい」という思いを持っていて、委員会などチームを組んでアクションを起こしていて素敵だなと感じました。限られた時間ではありましたが、ワークショップ内で伺った皆さん一人ひとりの「学校のためにこんなことをしたい」というアイディアに、私もとてもワクワクしました。
これから具体的に、プランニングからアクションにどんどん移していく、失敗しながらも進めていくタイミングだと思います。これまで実際に試行錯誤の中で、公約の実現に向け活動されてきたと思うので、ぜひ任期終了まで楽しみながら走り切っていただきたいと思います。
今後も活動の進捗などいつでもご連絡ください!お話を伺えることを楽しみにしています。

株式会社ボーダレス・ジャパン
掲載手数料0円のクラウドファンディングサービス「For Good」事業部/藤井 優花 様より

協力教員からのメッセージ①
1日目午前
自分が大切にしたい価値観は何か、ゲーム感覚で明るく考える取り組み。項目が書かれたカードを悩みながら選択し、大切な順番にカードを並べたボードをグループメンバーに見せながら理由を伝えるといったワークでした。楽しみながら、お互いの意見に真剣に耳を傾けて共感したり質問して、改めて自分の価値観を見い出す実感を得た生徒も多かったようです。

1日目午後
 ボーダレスジャパン田口さんに直接質疑応答していただけること自体に事前学習時から驚いていた生徒もいたようです。実際のお話も、やりたいことが見つからないときどうすればいいかという質問に対して、見たり聞いたり経験することで初めて見つかるものだよ。と自らの経験談もまじえて生徒に深くささるように答えて下さいました。他の社員の方々も親身に生徒達の意見を聴いてくださり、アドバイスをいただくことで生徒達も新しい目線や考え方を知れてブラッシュアップに大きな影響を得ることができたと思います。

2日目午後
 新聞記者2名と教育と探求社の福本さんに福岡大学飛田先生、そして校長を目の前にした研修の集大成であるプレゼン。緊張するしかない環境に思えましたが、どの生徒も堂々と発表していました。それまでの学習と準備の成果がその姿勢にあらわれていたのではないかと感じました。また、内容についても生徒会総務の想い溢れるものもあれば、特に図書委員長のプレゼンは素晴らしかったです。事前から考えていたプランがありながら、研修での学びを経て、なんと白紙に戻して完全な別プランに方針変更しての発表でした。理由は、達成したい目的のため。考えていた手段に縛られるのではなく、目的のためにはたとえ白紙に戻しても手段の変更に踏み切るその勇気にオーディエンスから感嘆の声があがるほどでした。最後に参加者同士で研修の感想をひと言ずつ話しもありましたが、全員が研修の意義を感じ、経験できたことへの感謝を述べていました。
なお、生徒会や専門委員でもない1年生が参加していたことにも、将来性を感じる素敵な研修であったと思いました。

福岡女子商業高校/商業科主任 橋本直英