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教員紹介

最終更新:2024年4月1日

中野綾子

専任講師

中野 綾子 NAKANO Ayako

  • 学位またはそれに準ずる称号等:博士(学術)
    専門分野・研究テーマ:近代日本文学、出版文化史、メディア史

担当科目

・初年次セミナー
・レポートの書き方入門Ⅰ
・レポートの書き方入門Ⅱ
・日本文学(基礎)
・日本近代文学入門
・近代日本における読者・読書文化

学歴

早稲田大学大学院 教育学研究科教科教育学専攻 博士課程単位取得退学

職歴

日本学術振興会 特別研究員DC2
日本学術振興会 特別研究員PD
明治学院大学教養教育センター助教
ほか非常勤講師を経て、現職

教育活動等

【主な著書】
  • 『職業作家の生活と出版環境: 日記資料から研究方法を拓く』2022年6月、文学通信、第4章「一九六〇年映画と文学のすれ違う共闘―榛葉英治『乾いた湖』の映画化による改変をめぐって―」、「雑誌メディアへの言及の変遷―雑誌に関する記録」担当、pp.88-107,200-221
  • 『明治期書店文書―信州・高美書店の近代(出版流通メディア資料集成(五))第四巻』2017年10月、金沢文圃閣、p.444中pp.8-199,411-413,422-43(分担執筆)
  • 『明治期書店文書―信州・高美書店の近代(出版流通メディア資料集成(五))第二巻』 2017年4月、金沢文圃閣
  • 『日記文化から近代日本を問う』2017年12月、笠間書院、第8章「「編集された日記」における学徒兵の読書行為―学徒兵遺稿集と阿川弘之『雲の墓標』をめぐって―」担当、pp.253-280
  • 五十嵐日記刊行会(五十嵐智、和田敦彦、河内聡子、中野綾子、渡邊匡一)『五十嵐日記 古書店員の原風景—古書店員の昭和へ』2015年1月、笠間書院(分担執筆)

【主な論文】
  • 「一九四〇年代後半における陸軍と出版社の取引-改造社を中心として」『カルチュール』17(1)、2023年3月、pp.59-71
  • 「所蔵資料からみる日本研究の様相-洋装本の日本十進分離法(NDC)での分類から」『リテラシー史研究』(14) 2021年 1月、pp.68-75
  • 「日本語書物の越境 : 漢口兵站図書館「つはもの文庫」を例として」『昭和文学研究』(78)、2019年3月、pp.27-40
  • 「緩やかな動員のためのメディア―陸軍発行慰問雑誌『兵隊』をめぐって」『早稲田大学大学院教育学研究科紀要』(別冊)(第24―1)2016年9月
  • 「〈柔らかな統制〉としての推薦図書制度―文部省及び日本出版文化協会における読書統制をめぐって」20世紀メディア研究所『Intelligence』(15)2015年3月、pp.173-184


その他の業績等については下記参照(外部サイトへ)

メッセージ

はじめまして。レポートの書き方や日本文学関連の科目を担当しています。 学びは、誰に対しても開かれるべきものです。その点で通信制大学である八洲学園大学は、環境さえ整えば、どこからでも学ぶことができるという大きな利点を持っています。ですが、主体的に学びを継続していくことは思っているより大変です。そんなときには、ぜひ大学のサポートや教員を頼ってみてください。たとえば、初年次セミナーやレポートの書き方の授業などは、大学区生活における不安を少しでも解消してくれる授業になるでしょう。
また、大学に入学したからには、高等教育機関としての大学での学びの醍醐味をぜひ実感してください。大学での学びは、1コマの授業で完結するものだけではありません。なかには、腑に落ちずモヤモヤが残ることもあるでしょう。そのときこそが、学問の入り口です。ぜひ、そのモヤモヤを自分の問題意識として受け止めてみてください。
文学は、しばしば〈他者〉に出会うものと言われます。まさに理解しにくい〈他者〉に触れ、それを突き詰めて考えていくのが、文学研究でもあります。すぐに解釈ができず、モヤモヤとすることもあるでしょう。その分、さまざまな資料を調べ、資料に基づいて自分なりの解釈の糸口が掴めたとき、それはきっとかけがえのない体験になるはずです。
一緒に学問の入り口から、果てしのないまだ見ぬ世界へと足を踏み入れてみましょう。

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