八洲学園大学 公開講座

生涯学習社会の実現を目指して多数の公開講座を開設

高校生・大学生・保護者・教員向け大学講義:法律学の超入門-連続講座

高校生・大学生・保護者・教員向け大学講義:法律学の超入門-連続講座

講師 小関慶太
受講形態
受講料(税込) 各回1,000円(税込)
一括申し込み
一般10,500円(税込)
八洲学園大学在学生9,500円(税込)
(1回目に限り、八洲学園大学在学生/八洲学園大学国際高等学校 在学生 卒業生 保護者のみ��
講義時間・回数 30分1回/50分10回

この講座の概要

八洲学園大学生涯学習学部では、年間約200科目の様々な分野について学ぶことが出来ます。その中の1分野である法律学、「法学」「法律」と堅苦しいイメージがあるかと思いますが私達の生活に切っても切れない関係にあるのが法律であり社会のルールです。例えば、八洲学園大学国際高校へスクーリングに行く際に自宅からバス・電車を乗り継ぎ空港に向い航空機を利用する場合、乗車・搭乗するにあたり運行会社と旅客運送契約を結びます。またタクシーを使う際には行き先を告げた際に同契約が結ばれます。近くのスーパーやコンビニで買い物、帰りに空港でお土産を買う場合は、売買契約が結ばれます。このように私達の生活の中で「法」は切っても切れない関係にあります。このお話は民事法上の契約になります。
本講座では刑事法分野を中心に「刑法」「刑事政策・犯罪学・犯罪社会学」「少年法」に関するHOTな話題についてお話をしていきます。大学に進学する際の参考や身近な法律問題を学ぶきっかけ、誰もが被害者にも加害者にもならないためにどうしたらよいのかについて一緒に学んでみませんか。
 *正科生、科目履修生、聴講生問わず/卒業生も可能 八洲学園グループ校所属生
 ※2017年3月10日までオンデマンド配信中

この講座の受講対象

八洲学園大学の学生(これから法学科目を学んでみたい方、興味のある方)
八洲学園大学グループ校の生徒、保護者、教職員の方々
法律学に興味のある初学者の方々

日程と内容について

日程 時間 内容
1 2016年
08月06日
10:30-11:00
【刑事法の学びの楽しさ】
刑事法を学ぶ上で必ず関わってくるのは「人権」です。そして刑事法を学ぶ楽しみは、
正解のない、探求心をくすぐる学問領域にあると思います。
刑事法を学ぶ楽しみについてお話をしていきます。
※高校生・大学生・一般
2 2016年
08月06日
11:10-12:00
【成人年齢って一律の必要はあり?なし?】
少年法適用年齢の問題が連日ニュースで知る所でありますが、民法上の成人年齢とその
他関連法300程の法令による成人扱いの年齢の違いについて説明をした上で、公職選挙法
の年齢引き下げに伴い、法的整合性の観点より他法まで下げることでどのような弊害や
問題が生じるかについてお話をします。
※高校生・大学生
3 2016年
08月06日
15:00-15:50
【18歳と選挙】
公職選挙法が改正され18歳以上の者に選挙権が認められるようになりました。「18歳」という
ことは高校3年生ですが同じ学年でも誕生日を迎えているかの有無によって「権利」が異なっ
てきます。また選挙権は「権利」であるとともに「公務」でもあります。本講座では、選挙
制度についてお話をしていきます。
※高校生・大学生・教職員
4
【犯罪、犯罪と聞くけれども「犯罪」って何?】
「犯罪=罪を犯す」ことですがそもそも「罪」とは一体どのようなことであり、
犯罪が成立するとは一体何なのかよくわからないかと思います。例えば、友達と
の待ち合わせを無断ですっぽして傷つけてしまった場合と、悪口を言って傷つけ
てしまった場合、どのような犯罪行為であるか、それとも犯罪行為ではないのか
について、お話をしていきます。
※どなたでも
5
【無期懲役刑ってどんな罰?】
我が国は有期懲役刑と無期懲役刑を有しています。無期懲役刑は絶対的ではなく、
相対的無期懲役刑です。よって法令上、仮釈放に関する規定もありますが実際の
状況の法に基づくものに比べるとかなり厳しい状況です。死刑に比べたら軽いと
解される考え方もあるかもしれません。実際はどうなのかについてお話をしていきます。

【我が国も死刑制度について考えてみよう】
 死刑基準と永山則夫判決がありますが本判決は、死刑に対して消極的な姿勢を
取っています。しかし、近年、死刑選択の基準に変化が生じてきているように思
えます。何がどのように変わってきたのかについて考えていきます。
※どなたでも
6
【殺人罪】
殺人行為にまつわる諸問題についてお話をします。

【殺人の動機】
なぜ人(自然人)は人(自然人)に危害を加えるのか。犯行の動機を考えていきます。
※どなたでも
7
【交通事故を起こしたらどんな罪になるの?】
まず法律上3つの責任が問われます。第一に行政上の責任:免停や免許取消、
第二に民事上の責任:損害賠償責任、第三に刑事上の責任:犯罪の処罰が挙
げられます。本講義では、ケースについてや危険運転致死傷罪や自動車運転
致死傷罪についてお話をします。
※どなたでも
8
【傷害罪と暴行罪の違い】
どのような行為が暴行であり、どうしたら傷害になってしまうのかについてお話をします。

【イジメと犯罪】
イジメは、犯罪なのだろうか。
どのような行為がどのような罪名に相当するかを見ていきます。また「イジメる側」
「イジメられる側」の問題を犯罪の視点から考えていきます。
※高校生・保護者・教職員・大学生
9
【厳罰化と犯罪予防の関係】
震災後の窃盗(火事場泥棒)事犯の増加と被害への不安の点より厳罰化の議論がある。
また交通事犯における過失犯に対しての厳罰的な考えや少年非行に対する厳罰・重罰的
な考え方があるかと思います。犯罪予防の観点から「厳罰化」によって本当に犯罪を減
らせるのか、なくすことが出来るのか。別の方法はないかについて考えてみませんか。
※どなたでも
10
【少年はなぜ非行を犯すのか】
少年非行はなぜ発生するのか。どうしたら防ぐことが出来るのだろうか。
一緒に考えてみませんか。
※教職員・保護者・一般
11
【ネットと刑事法】
SNSの利用巡る名誉棄損や著作権の問題などネット社会で気をつけなければ
ならない危険についてお話をします。また家庭でのスマホ使用に関して
ルールを決める必要性についてもお話します。
※高校生・大学生・保護者・一般

最少催行人数の記載がある講座につきまして、申込者数がその人数に達しない際は開講いたしませんので何卒ご了承ください。その際の受講料返金等詳細は「受講に関する注意点」のページにてご確認ください。

受講に関する注意点

講師プロフィール

小関 慶太

小関 慶太

八洲学園大学 生涯学習学部 准教授

(兼担)リカレント研究センター 研究センター長
(兼任)千葉こども専門学校、中央大学法学部
・西条市「子ども安全管理士」(西条市長認定)
・防災管理者 

[研究分野]
・若者カルチャーと犯罪予防
・実名報道と特定少年
・保育施設のリスクマネジメント(事件・事故予防論)
・保育者養成

■詳細
http://www.yashima.ac.jp/univ/about/information/teacher_koseki.php

「学び直してみたい」「学んでみたい」、でも大学に入学してまでの意欲はない方も、トライアル(お試し)講座として開放授業で一緒に学んでみませんか。