八洲学園大学 公開講座

生涯学習社会の実現を目指して多数の公開講座を開設

防災士養成講座 防災士養成講座

ゲートキーパー養成講座とは

ゲートキーパーとは「悩んでいる人に気づき、声を掛け、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る人」のことです。自殺対策では、悩んでいる人に寄り添い、孤立を防いで支援することが大切です。地域のなかに身近な“こころのサポーター”となるゲートキーパーを増やしていくことで、大切な人の命を守り、自殺予防につなげていくことができます。国の自殺者数は、2010年以降減少傾向にありましたが、複雑化する社会、人間関係の希薄化、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、再び増加傾向にあります。また長期休暇後の児童生徒の自殺が増加することも心を痛める問題です。自殺は個人の問題ではなく、地域社会の問題として考えていく必要があります。

本学が開講する「“こころのサポーター”ゲートキーパー養成講座」では、基本的な傾聴技法とメンタルヘルスの知識についてお話をしていきます。ゲートキーパーとしての対応だけではなく、自分自身のストレスへの対処方法についても学ぶことのできる内容となっています。座学だけでなくグループワークやロールプレイングなど、参加型の研修です。

実施状況

以下は2024年2月に開催した「"こころのサポーター"ゲートキーパー養成講座」のアンケート結果です。
ゲートキーパーデータ
自らの心と体の声に耳を傾けることの大切さを知った。うつ病の方がどのように苦しんでいるのかが分かった。また、社会とのつながりが健康に影響を与えるというデータが興味深く感じた。
ロールプレイングは1対1ではなく、3名以上のグループで行うことで客観的な気付きを得ることが出来た。いい手法だと思う。
「無理のない自分のできる範囲で」ということを伝えていただいたことは大変良かった。
ロールプレイは苦手だったが、楽しく参加することができた。ついつい自分の事ばかり話してしまうので、毎日勉強したことを思い出しつつ、今後に活かしていきたい。
竹田先生の丁寧でやさしい語り口調やお話の間の取り方がとても自然で私はそのことに感銘を受けた。今日の講座に参加したことで、まだまだ自分の知らなかった知識や情報に触れることが出来て、ネットでは分からない生きた知見を得た気がする。これからはこの講座の受講で学んだものを自分のため誰かのために尽力したい。
座学は学ぶところが多く、実践は今後のためになった。
聴く"ことを意識すると、とても難しく、疲れることだと思った。今後、日々の生活でも活かしていきたい。

開講日程について

"こころのサポーター"ゲートキーパー養成講座【2024年8月開講】(こちら)

2024年9月以降の開講は未定です。メールマガジンへ登録すると、開講が決まった際にご案内いたします。(こちら)