八洲学園大学 公開講座

生涯学習社会の実現を目指して多数の公開講座を開設

超入門シリーズ何かと話題の裁判員制度

超入門シリーズ何かと話題の裁判員制度

講師 小関慶太
受講形態
受講料(税込) 一般:1,000円(税込)
八洲学園大学学生: 500円(税込)
講義時間・回数 50分×1回

この講座の概要

裁判員制度は、2004年5月に法律が成立し、2009年5月21日より施行され実施されてきました。裁判員裁判対象事件(第一審)は、2010年は1797件であったが2014年には、1393件と対象事件は減りつつある。2014年第一審判決では7件の無罪判決、2件の強盗致死罪で死刑判決、23件の無期懲役刑判決(内、17件が強盗致死罪)である(『犯罪白書(H27版)』より)。また少年事件において、第一審裁判員裁判で死刑判決であった事案が最高裁判所まで争われたものの棄却により死刑確定となった。

 本講座では、市民が参加しやすい制度設計をどうしたらいいのか。話題になっているニュースなどより制度を見ていき、何が問題なのか、受講者とともに考えてみたく思います。
※2017年3月10日までネット配信(オンデマンド受講可能)

この講座の受講対象

どなたでも
初学者向け

日程と内容について

日程 時間 内容
1 2016年
08月06日
11:10-12:00
【何かと話題の裁判員制度】
裁判員制度が始まり7年経ち、様々な問題などが挙げられるようになってきました。本講座では、問題点について検討をしながらこれからの市民参加制度、どのような制度にすることで参加しやすくなるのか等について考えていきます。

最少催行人数の記載がある講座につきまして、申込者数がその人数に達しない際は開講いたしませんので何卒ご了承ください。その際の受講料返金等詳細は「受講に関する注意点」のページにてご確認ください。

受講に関する注意点

講師プロフィール

小関 慶太

小関 慶太

八洲学園大学 生涯学習学部 准教授
八洲学園大学 リカレント研究センター 研究センター長

経歴:中央学院大学法学部卒業、桐蔭横浜大学大学院法学研究科修士課程、同博士後期課程を経て、現職。
[研究テーマ]特定少年の実名報道基準の研究/実学実践的教育研究/子どもの安全等

[八洲学園大学 正規担当科目]
市民のための刑事法入門、犯罪と心理、社会と安全入門、法と心理入門
はじめて学ぶ刑法総論/刑法各論/刑事訴訟法/裁判員制度
少年法入門、子どもの問題行動と非行、刑事政策概論、法社会学
子どもの遊びと公園、特別研究(犯罪学Ⅰ・Ⅱ)、刑法判例研究Ⅰ・Ⅱ 等

[著書]
『こども・先生のための法学入門』三和印刷社、2019 他

一言メッセージ:「どこで学ぶのかより、何を学ぶか」が大切だと考えています。

■詳細
http://www.yashima.ac.jp/univ/about/information/teacher_koseki.php