特別な社会である「学校と法」―問題行動の解決ヒント
特別な社会である「学校と法」―問題行動の解決ヒント |
講師 | 小関慶太 |
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受講形態 | ||
受講料(税込) | 一般:3,000円(税込) 本学学生・卒業生:2,000円(税込) |
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講義時間・回数 | 120分×1回 |
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この講座の概要
学校は、ある種の特別な社会である。先生と生徒の関係は、同じ保護を前提とする親子関係とは異なって独特の関係にあるように思われる。先生と生徒の関係は、良好な場合は特に問題はないが、親子のように切っても切れない関係ではない(修復可能な関係)がゆえに一度、こじらせてしまうと中々修復が難しい関係であるといえよう。又、複雑な対立関係を生むこととなる。
そこで子どもたち(生徒たち)が先生との関係に悩み、図書館・図書室の司書の先生に相談をすることも想定されるでしょう。そこで実際の裁判例を紹介しながら問題解決のヒントになるようにお話をします。
そこで子どもたち(生徒たち)が先生との関係に悩み、図書館・図書室の司書の先生に相談をすることも想定されるでしょう。そこで実際の裁判例を紹介しながら問題解決のヒントになるようにお話をします。
この講座の受講対象
学校司書、学校司書教諭(を目指している方)
子どもと関わる方 どなたでも
日程と内容について
日程 | 時間 | 内容 | |
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1 | 2017年 05月27日 |
10:00-12:00 (途中、休憩あり) |
【先生と保護者の対立に発展】 内規・校則において問題行動の回数によっては進路変更を求めることは、 子どもの権利条約に規定している「子どもの最善の利益」を保障を重視 する現代社会においてどのように考えれば良いのだろうかについて説明をします。 【問題行動と不登校】 生徒指導によって生徒が不登校になってしまった事例について説明をします。 【生徒指導中の怪我】 熱血先生がついつい手を挙てしまい生徒に怪我をさせてしまった場合の 解決方法について説明をします。この問題は、この程度で怪我をするわけが ないと思っていたことや、先生たちの子どもの頃は怪我の内に入らないレベル に対しても現代社会での評価の違いの観点からも考えて貰いたく思います。 【いじめに対するケア】 生徒同士のいじめが発生した場合にどのように対応をすべきか法的な側面 と経験談を交えて考えていきます。先生の立場でどのようないじめに対する 解決策を講ずるべきかについても併せてお話をします。 |
講師プロフィール
小関 慶太
八洲学園大学 生涯学習学部 准教授
(兼担)リカレント研究センター 研究センター長
(兼任)千葉こども専門学校、中央大学法学部
・西条市「子ども安全管理士」(西条市長認定)
・防災管理者
[研究分野]
・若者カルチャーと犯罪予防
・実名報道と特定少年
・保育施設のリスクマネジメント(事件・事故予防論)
・保育者養成
■詳細
http://www.yashima.ac.jp/univ/about/information/teacher_koseki.php
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