八洲学園大学 公開講座

生涯学習社会の実現を目指して多数の公開講座を開設

体系的に学ぶ楽しみ方Ⅰ 「少年の心の闇」を題材に

体系的に学ぶ楽しみ方Ⅰ 「少年の心の闇」を題材に

講師 小関慶太
受講形態
受講料(税込) 一般2,000円(税込)
本学学生:500円(税込)
卒業生:500円(税込)
講義時間・回数 60分×1回

この講座の概要

八洲学園大学は必須科目がないので自由に選択して学ぶことが出来ます。好きなことを学べるという意味では非常に有意義な取り組みであるでしょう。しかし、例えばバイキングに置き換えて考えてみましょう。好きなものばかりを食べると栄養が偏ってしまいます。すなわち、せっかく学んでも求められている理解に至らない、消化不良に終わってしまうことがあります。そこで今回は、法学(刑事法)及び政策学関連科目を例に挙げて、体系的に学ぶとどんな楽しみ方、多角的に見ることができるかについて簡単に紹介します。
例えば一般的な法学部は、1年次「法学」「刑法総則」「民法総則」「憲法(人権)」「商法総則」、2年次「刑法各論」「物権法」「憲法(統治)」「新会社法」、3年次以降「刑訴法」「民訴法」「比較憲法」「有価証券法」「消費者保護法」「刑事政策」「犯罪者処遇法」「法社会学」等と法を学ぶ上で基本になる科目を学び修得した上で発展科目を学ぶ傾向にある。最近は、「犯罪学」「刑事政策」を1年次から受講可能になっているケースも見かけます。
法学関連科目は、体系的に学ぶ方が理解も深まっていきます。本講座では、「犯罪と心理」で扱う『少年非行の今昔』『少年の闇』と「現代社会と少年非行」で扱う『少年法概論』や「犯罪と法」「刑事政策」「法社会学」を題材にして体系的に学ぶ楽しみ方についてお話をしていきます。 ※2018年3月10日までオンデマンド配信

この講座の受講対象

学びに興味のある方 これから入学を考えている方 法学科目に興味のある方 どなたでも

日程と内容について

日程 時間 内容
1 2017年
06月11日
13:00-14:00
【体系的】
 メリットとデメリットの分析
【犯罪と心理】
 少年非行の今昔、少年の闇と非行動機
【少年法】
 少年に対する特別法である「少年法」は、少年自身にどのようにアプローチできるのだろうか。
【犯罪と法的視点】
 刑法と少年法の関係
【刑事政策】
 少年の闇に対する処遇は可能なのだろうか
【法社会学】
 少年非行の動機は、法と政策と社会の間(はざま)の問題であり様々な学問療育からのプロセスが求められるのではないだろうか。

最少催行人数の記載がある講座につきまして、申込者数がその人数に達しない際は開講いたしませんので何卒ご了承ください。その際の受講料返金等詳細は「受講に関する注意点」のページにてご確認ください。

受講に関する注意点

講師プロフィール

小関 慶太

小関 慶太

八洲学園大学 生涯学習学部 准教授
八洲学園大学 リカレント研究センター 研究センター長

経歴:中央学院大学法学部卒業、桐蔭横浜大学大学院法学研究科修士課程、同博士後期課程を経て、現職。
[研究テーマ]特定少年の実名報道基準の研究/実学実践的教育研究/子どもの安全等

[八洲学園大学 正規担当科目]
市民のための刑事法入門、犯罪と心理、社会と安全入門、法と心理入門
はじめて学ぶ刑法総論/刑法各論/刑事訴訟法/裁判員制度
少年法入門、子どもの問題行動と非行、刑事政策概論、法社会学
子どもの遊びと公園、特別研究(犯罪学Ⅰ・Ⅱ)、刑法判例研究Ⅰ・Ⅱ 等

[著書]
『こども・先生のための法学入門』三和印刷社、2019 他

一言メッセージ:「どこで学ぶのかより、何を学ぶか」が大切だと考えています。

■詳細
http://www.yashima.ac.jp/univ/about/information/teacher_koseki.php