体系的に学ぶ楽しみ方Ⅱ 「犯罪」を題材に
体系的に学ぶ楽しみ方Ⅱ 「犯罪」を題材に |
講師 | 小関慶太 |
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受講形態 | ||
受講料(税込) | 一般2,000円(税込) 本学学生:500円(税込) 卒業生:500円(税込) |
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講義時間・回数 | 60分×1回 |
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この講座の概要
日常生活でテレビを見ていると犯罪報道があるかと思います。さて犯罪者(少年非行含む)ってどのような人でしょうか。そしてどのような行為をした人でしょうか。前者については、犯行は凶悪であってもおとなしい方からそうでもない方までいます。では行為について考えてみましょう。例えば、真夜中に公園で煙草を吸っている高校生やコンビニの前でたむろしている未成年者が挙げられるますが、これら未成年の方の場合は少年法によって問題行動と理解されますが、これらの行為を成人の者が行っても何ら問題にはなりません。
犯罪を考える上で刑法上は「保護法益」を損なうかが問題なります。保護法益とは、人が持っている法の利益であります。例えば、バッグをひったくられた場合は、バッグという財産が保護されなければならないものを奪取されることで喪失することになります。すなわち、損益が発生したことになります。この行為が犯罪成立の構成要件になります。さらに刑法上の犯罪の成立には、構成要件が該当し、その行為が違法であり行為者に責任能力が必要になります。これに対して、「犯罪と心理」では、行為自体に着目をしていきます。どうしたら相手に不利益を生じさせるような行為がなくならないかを考えます。
よって、「犯罪」であれば、刑法上では「殺人罪」「堕胎罪」「過失致死」「傷害致死」等さまざまな罪状がありますが、犯罪と心理では、犯罪の態様より「なぜ犯罪をしてしまったのか」「どんな背景があったのか」「動機があったのか」に重きを置きます。
犯罪を題材に体系的に学ぶ楽しみや深さについてお話をします。
※2018年3月10日までオンデマンド配信
犯罪を考える上で刑法上は「保護法益」を損なうかが問題なります。保護法益とは、人が持っている法の利益であります。例えば、バッグをひったくられた場合は、バッグという財産が保護されなければならないものを奪取されることで喪失することになります。すなわち、損益が発生したことになります。この行為が犯罪成立の構成要件になります。さらに刑法上の犯罪の成立には、構成要件が該当し、その行為が違法であり行為者に責任能力が必要になります。これに対して、「犯罪と心理」では、行為自体に着目をしていきます。どうしたら相手に不利益を生じさせるような行為がなくならないかを考えます。
よって、「犯罪」であれば、刑法上では「殺人罪」「堕胎罪」「過失致死」「傷害致死」等さまざまな罪状がありますが、犯罪と心理では、犯罪の態様より「なぜ犯罪をしてしまったのか」「どんな背景があったのか」「動機があったのか」に重きを置きます。
犯罪を題材に体系的に学ぶ楽しみや深さについてお話をします。
※2018年3月10日までオンデマンド配信
この講座の受講対象
学びに興味のある方 これから入学を考えている方 法学科目に興味のある方 どなたでも
日程と内容について
日程 | 時間 | 内容 | |
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1 | 2017年 06月11日 |
14:15-15:15 | 【犯罪】 法的な視点、政策的な視点から「犯罪」について考えていきます。 最終的に体系的に学ぶことで楽しみや発展について知ってもらえたらと考えています。 |
講師プロフィール
小関 慶太
八洲学園大学 生涯学習学部 准教授
(兼担)リカレント研究センター 研究センター長
(兼任)千葉こども専門学校、中央大学法学部
・西条市「子ども安全管理士」(西条市長認定)
・防災管理者
[研究分野]
・若者カルチャーと犯罪予防
・実名報道と特定少年
・保育施設のリスクマネジメント(事件・事故予防論)
・保育者養成
■詳細
http://www.yashima.ac.jp/univ/about/information/teacher_koseki.php
「学び直してみたい」「学んでみたい」、でも大学に入学してまでの意欲はない方も、トライアル(お試し)講座として開放授業で一緒に学んでみませんか。