八洲学園大学 公開講座

生涯学習社会の実現を目指して多数の公開講座を開設

【開放授業】情報アクセシビリティとバリアフリーデザイン

【開放授業】情報アクセシビリティとバリアフリーデザイン

講師 鈴木啓之
受講形態
受講料(税込) 17,000円(税込)
講義時間・回数 90分×15回

この講座の概要

本講座は終了しました。多数のご受講ありがとうございました。

日本は高度高齢者社会に移行しつつあり、高齢者や障児害者(含む老人性感覚・運動・知的障害)の暮しやすい地域社会へと、制度・公共財・サービスの整備が急ピッチで進められています。
そこで、近年の「ユニバーサルデザイン」「バリアフリーデザイン」「アクセシビリティーデザイン」について、具体例やバリアフリー新法を取り上げながら紹介してゆきます。聞き手にやさしいプレゼン」「参加者が真に参加できるミーティング」のコツも紹介します。
また、教育現場では、例規により障害児への「合理的な配慮」が義務づけられようとしていますので、どのように配慮されるかについても紹介してゆきます。

この講座の受講対象

どなたでも ※この講座は八洲学園大学開放授業として、本学正規科目 情報アクセシビリティとバリアフリーデザインを学生とともに受講します。(入門的な内容で、高校卒業程度の学力が必要)

開放授業募集要項



日程と内容について

日程 時間 内容
1 2018年
04月12日
9:00-10:30
総論 
2 2018年
04月19日
9:00-10:30

〔「ユニバーサルデザイン」「バリアフリーデザイン」「アクセシビリティデザイン」の思想〕

世界中には類似の「ヒトにやさしい」思想が乱立しています。そこで、「ヒトにやさしい」思想の発展と
統合を概観しながら、各思想の目指すものと相互の違いを明瞭にしてゆきます。 
3 2018年
04月26日
9:00-10:30

〔「ガイド71」 その1〕

日本が主導して合意された世界標準のアクセシビリティ基幹規格を紹介します。
また、「ヒトにやさしい」の前提となるヒトの特性・人間工学の背景を紹介します。 
4 2018年
05月10日
9:00-10:30

〔「ガイド71」その2〕

ガイド71に沿った、国内規格や製品・分野別の展開について具体例を示しながら紹介します。 
5 2018年
05月17日
9:00-10:30

〔「JIS8341(ヤ・サ・シ・イ)による商品・製品のバリアフリー化」〕

食品容器(牛乳パックなど)や日用品容器(シャンプーなど)が、
ここ数年で格段に使い勝手がよくなっている背景を紹介します。 
6 2018年
05月24日
9:00-10:30

〔「道路のバリアフリー」〕

視覚障害者や移動制約者にやさしい道路の規格・設計を紹介します。
障害者向け駐車スペースも併せて案内します。 
7 2018年
05月31日
9:00-10:30

〔「トイレのバリアフリー」〕

近年はかつての「障害者トイレ」が「多機能トイレ」と案内されています。
普通小学校でも和式個室を洗浄付き洋式便座に改修する動きが本格化してきました。
そこで、公共施設や鉄道・航空機など公共のトイレの進化について紹介します。 
8 2018年
06月07日
9:00-10:30

〔「公園・公共交通のバリアフリー」〕

公園が被災地での避難所として見直され、全国でバリアフリー化工事が進んでいます。
みなさんの近くの公園が、どのように再整備されていくのか紹介します。 
9 2018年
06月14日
9:00-10:30

〔「会議のバリアフリー:アクセシブルミーティング」〕

打ち合わせや展示会・会合に誰でも参加できるようにJIS規格が制定され、
日本が世界標準にすべく運動しています。 
10 2018年
06月21日
9:00-10:30

〔「みんなの図書館:図書館サービスのバリアフリー」〕

民主主義国家として、公共図書館をバリアフリーにしなければならない強力な根拠があります。
日本の図書館サービスのバリアフリー化の方向と課題について紹介します。 
11 2018年
06月28日
9:00-10:30

〔「図書館資料のバリアフリー」〕

拡大図書、点字図書、録音図書、デイジー、拡大教科書の制作・運用について紹介します。
12 2018年
07月05日
9:00-10:30

〔「Webアクセシビリティ」〕

ケータイ、スマホ、PC利用により、障害者の情報アクセスが著しく便利になりました。
Web技術を利用した情報サービスがどのようにアクセシブルデザイン規格さて、実装されているか紹介します。 
13 2018年
07月12日
9:00-10:30

〔「Webアクセシビリティの確保」〕

今や誰しも、ブログ、ソーシャル、Webサイトなどで情報発信をする世です。
そこで、Webサイトやブログなどで情報発信す歳の、読み手にやさしい作りこみのツボを紹介します。 
14 2018年
07月19日
9:00-10:30

〔「アクセシブル プレゼンテーション」〕

多数の方や不特定の方に説明やプレゼンするときに、できるだけ多くの方に
やさしく・わかりやすくするコツを、ガイドラインに沿って紹介します。 
15 2018年
07月26日
9:00-10:30

〔「学校のバリアフリー:合理的な配慮」〕

平成26年1月に日本は「国連障害者の権利条約」を批准し、すべての義務教育学校、公立学校での
教育サービスのバリアフリー化が義務付けられました。
そこで、バリアフリーな授業とはどのような工夫がされているか紹介してゆきます。 

最少催行人数の記載がある講座につきまして、申込者数がその人数に達しない際は開講いたしませんので何卒ご了承ください。その際の受講料返金等詳細は「受講に関する注意点」のページにてご確認ください。

受講に関する注意点

講師プロフィール

鈴木 啓之

鈴木 啓之

経歴:八洲学園大学 教授、博士(医学)
専門分野、研究テーマ:ヒトの内的状態の他覚的客観評価、障害児生理心理学

【八洲学園大学 正規担当科目】
障害児の理解と支援/障害児の子育てとしつけ/医学一般/情報アクセシビリティとバリアフリーデザイン/不登校・ひきこもり特講


▼鈴木啓之 教授 詳細はこちら(八洲学園大学 大学サイト)
http://www.yashima.ac.jp/univ/about/information/teacher_suzuki.php