八洲学園大学 公開講座

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教養・趣味をひろげる

小林一茶の近代へのまなざし

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小林一茶の近代へのまなざし

講師 中田 雅敏
受講形態
受講料(税込) 講座概要に掲載
講義時間・回数 90分×3コマ

この講座の概要

※本講座の受付は終了しました。多数のお申込みありがとうございました。※

//講座のご紹介

小林一茶は「すずめの子 そこのけそこのけ お馬が通る」「春風や 牛に引かれて 善光寺」など生き物への愛情を表した句が特徴の江戸時代を代表する俳諧師の一人である。現在でも愛される句を世に送り出した一茶であるが、その生涯は、幼少期の継母との不仲、遺産相続争い、子どもや妻との死別、貧しさや病気など、波乱の連続であった。また、幕藩体制が爛熟退廃で犯罪、略奪が横行し、地方の自治体も混乱をしていたが、一茶はその時代に36年間地方行脚を続け、信濃に定住してから一茶調と言われる俳諧を築いた。そうした状況であっても本人は「飄々としていた」と言われている。なぜ一茶は、そのような生き方ができたのであろうか。
この講座では、一茶の生きた時代・作品から一茶の考え方を学び、今を生きる私たちへのヒントなることを目標とする。特に一茶は俳諧だけではなく「生き方・人生」においても特異な生活と思索の方法をもって生涯を生き抜いた。14歳で出郷し、51歳で帰郷するまで全国各地を行脚して20,000句に余る俳諧を残している。その人生は単に「良く生きた」というべきに定まらず、まさに特異な人生であった。その精神を辿ってみることとする。

※2022/12/4 講師都合により開講スケジュールを変更しました。
第1回 12/04 →12/11
第2回 12/11→12/18
第3回 12/18→12/25

//申込期限等(オンデマンド(録画)受講の場合)

申込期限:2023/2/17(金)
入金期限:2023/2/24(金)
受講期間:2023/3/31(金)

//最小開講人数

3名

//受講料

各回 2,000円(学生の場合、まとめての申込で5,000円)
※オンライン決済可能。詳細は申し込み後のメールでご案内します。

//受講方法

インターネット受講のみ。参考:受講形態について(ページを移動します)
※決められた日時に受講。不明な点があればチャットを活用してその場で質問可能です。
※受講生はカメラ・マイク不要です。

//本講座のチラシ

こちら

//公開講座担当からのコメント



俳諧師として有名な小林一茶ですが、波乱と言われた出来事に対して本人は飄々としていたと言われています。 波乱を波乱と思わず、飄々と生きた小林一茶の人生から「逞しさ」を学び、今を生きる私たちへの「ヒント」になればと思います。

この講座の受講対象

どなたでも。
小林一茶に関心がある人、俳句に関心がある人 。 特に一茶と言う人は俳諧だけではなく「生き方・人生」においても特異な生活と思索の方法をもって生涯を生き抜いた。 この生き方は現代社会において今後大変参考になるものである。特に今の世界情勢・コロナ後の世界の混乱などを見ていると一茶の生き方は 卓越したものの見方をしている。一茶に学ぶものが実に多い。これからの日本及び世界情勢を考えるのに良い指針となる。

日程と内容について

日程 時間 内容
1 2022年
12月11日
13:00-14:30
小林一茶の生きた時代背景・作品から一茶の考え方を学ぶ。
2 2022年
12月18日
13:00-14:30
芭蕉・蕪村・一茶の三人が近世俳諧を代表する俳諧師と言われている。
それぞれの俳諧師の特異な人生を比較してその特徴を考察する。
3 2022年
12月25日
13:00-14:30
明治以降の俳諧を「近代俳句」と言い、正岡子規が開拓したと言われているが、
実際は小林一茶の俳諧をもって近代俳句の開祖と言える。

最少催行人数の記載がある講座につきまして、申込者数がその人数に達しない際は開講いたしませんので何卒ご了承ください。その際の受講料返金等詳細は「受講に関する注意点」のページにてご確認ください。

受講に関する注意点

講師プロフィール

中田 雅敏

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