【新規講座】著作権法入門講座・「図書館の自由に関する宣言」を読み解く
藤森 純一 先生(八洲学園大学 准教授)が2023年5月に「著作権法入門講座」「「図書館の自由に関する宣言」を読み解く」を開講します。
-----
//著作権法入門講座 講座紹介
司書の資格を目指す方(すでに司書として勤務している方も)に向けて、著作権法の基礎的な考え方について講義します。著作権法を「理解する」うえでの著作権法の仕組みを学ぶ講義です。法律は、条文から学ぼうとすると時間がかかり、ボリュームもあります。しかし、基本的な考え方をしっかりと理解し、イメージができていると、条文から学ぶことよりも早く、様々なルールを理解し、説明できるようになってきます。条文を一つ一つ覚えるのではなく、その背景にある基本的な考えを理解すれば、一つ一つを覚えて、実務に生かすから、覚えずに確認して実務に生かすという司書の姿に変わってくるはずです。
司書資格を目指す方、すでに勤務している方の実務に生かしていくための法律基礎講座です。
条文を覚えましょうということは一切ありません。著作権法の全体像を俯瞰し、その仕組みを短時間に学ぶ講座です。
-----
//「図書館の自由に関する宣言」を読み解く 講座紹介
『図書館の自由に関する宣言』には「知る自由」という言葉があります。しかし、憲法論では「知る自由」という言葉は、あまり登場しません。むしろ、「知る権利」という言葉で論じられます。なぜ、図書館の自由に関する宣言は、知る権利ではなく知る自由としているのか?これを、憲法の背景にある哲学から切り込み、知ることで、「自分たちが現場で働く意味」というものに、「社会的使命感」というものが加わるはずです。知る自由という意味を考え、仕事へのやりがいをより充実させることも目的とします。
なお、ライブ配信で参加される方は、随時チャットでコメントを送ってOKです。そのコメントを拾いながら講義も展開していきます。