
校長あいさつ
私が教育においてもっとも重要視するものが「環境」です。ネガティブな空気の流れる学校ではいくら指導に優れた教師がいても子どもたちの成長は見込めません。しかし、登校するだけで前向きに、そして安心して失敗できる空気が流れる学校の生徒たちは勝手に挑戦と失敗を繰り返し、いつの間にか誰かにとってたくましい先輩へと変貌を遂げます。学校が目指すべき環境とは、生徒が夢中になることのできるきっかけがあること、保護者が安心して任せることのできる開かれた学校であること、常に自己ベストを目指しチャレンジしている大人の熱気が身近で感じられる学校であることが重要だと思っています。
成功しそうなことだけにチャレンジしていても本当の充実感は得られません。「失敗歓迎!」自分だけでは難しいけれど仲間の力を借りればできるかもしれない。そんなことに思いっきり挑戦した後に訪れる最高の充実感を学校全体で共有していきたいと考えています。
女子商では先生方以外にもワクワクしながら自らの人生を切り開くステキな大人たちとの出会いがたくさんあります。女子商での3年間を楽しむコツは「こんなことがやってみたい」と小さな声でもいいから勇気を出して口にしてみること。みなさんのチャレンジを応援したい大人はたくさんいますし、チャレンジと学びが直結するのが商業高校です。高校時代に一つでも心に残る成功体験を積み、女子商で身につけた「やってみなくちゃわからない」というチャレンジャー精神を引っさげて社会に飛び出しましょう。卒業してから10年後も最高の笑顔で「幸せです(^^)」といってもらえるように、教職員一同、未来を想像し、生徒のみんなと関わることのできる「今」という時間を大切に過ごします。みなさんと出会える日が来ることを楽しみにしています。
【柴山校長インタビュー記事ほか(一部抜粋)】
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- 1年で女子商業高校の国公立合格者をゼロから20人に… 30歳で校長に抜擢された国語教師の“意外な”指導法(2021.12.27)/文春オンライン
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