准教授
嚴 錫仁 Eom Seog In
- 学位：博士（文学）
- 専門分野・研究テーマ：日中韓の儒学思想史、家庭倫理思想
担当科目
夫婦関係概論、伝統倫理のなかの家庭教育、韓国の言語と文化Ⅰ、韓国の言語と文化Ⅱ、
東アジア家庭教育論、伝統社会の児童教育論、東洋倫理思想概論
学歴
高麗大学校文科大学哲学科卒業
韓国精神文化研究院韓国学大学院哲学・宗教専攻修了
筑波大学大学院哲学・思想研究科修了
職歴
韓国放送大学非常勤
高麗大学非常勤
成均館大学儒教文化研究所研究専任講師
以上を経て現職
学会活動歴
韓国日本思想史学会理事
日本思想史学会会員
日本家庭教育学会常任理事
家庭教育支援協会副理事長
社会活動歴
大邱韓医大国際文化研究所客員研究員
嶺南退渓学研究院研究諮問委員
教育活動、研究活動、学内活動、社会活動
メッセージ
先人の知恵には未来へのメッセージがある
「古の学者は己の為にし、今の学者は人の為にす」という孔子の言葉があります。一見、今の学者を褒めているようにも取れますが、実は反対。「己の為」とは、自己の不足を補って完成させるための努力。「人の為」とは単に他人に見せるための虚飾的な行為をいいます。つまり、学問とは自己の生の充実を追求していく道なのであり、生涯学習の真の意味もまさにこの言葉のなかにこそあると思います。このように、先人の知恵から未来へのメッセージをつかみ、東洋倫理や新しい家庭教育のあり方を考えるのが私の授業です。
また、授業とは別に一般向けに韓国語公開講座を開いています。どの授業でも、社会人や主婦の皆さんがイキイキ勉強している姿に接するのは本当にいいものですね。
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