ファミリー・コミュニケーション運動 公開講演会のお知らせ
2010/06/03
神奈川県教育委員会といじめ・暴力行為等防止運動推進会議では、いじめや暴力行為等の未然防止を目的として、PTA・学校・行政機関が連携して「もっと話そうよ。大切な家族だから。」というキャッチフレーズのもと、家庭でのコミュニケーションを大切にし、子どもたちが自分の気持ちを素直に表現する力や相手を思いやる気持ちを育む「ファミリー・コミュニケーション運動」を推進しています。
神奈川県 ファミリー・コミュニケーション運動
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/40/4027/family/index.html
本学では、この運動に4年前より参加いたしております。
今年度は「ファミリー・コミュニケーション運動」-子どもへの理解のために-をテーマに以下の通り公開講演会を行う予定です。
1回目 11月13日(土) 14:00~16:00
テーマ:障害児のコミニュケーションの課題とアプローチ
担当 鈴木 啓之 准教授
概要:障害種別(感覚障害、知的障害、発達障害等)にかかわらず、多くの障害児が周囲者とのコミュニケーションやかかわりに課題をかかえている。
そこで障害児の特性を踏まえ、支える家族からの効果的な働きかけについて、みなさんと考えてゆく。
2回目 11月27日(土) 14:00~16:00
テーマ:不登校・ひきこもり・家庭内暴力からの旅立ち
担当 赤沼 幸子 教授
概要:非行少年より数が多くなった不登校の小・中学生。
大学を卒業したのに就職もしないでひきこもり状態になってしまう20代30代の若者たち・・・・現代、だれもが陥りやすい青少年の問題を見つめ、彼/彼女らの新たな旅立ちを応援するために何が大切かを共に考えましょう。
3回目 12月11日(土) 14:00~16:00
テーマ:子どもの家庭学習を楽しく展開する
担当 渡邉教授
概要:子どもの家庭学習というと、学校の宿題をさせること、ドリルや問題集を買ってさせることに終始してしまいがちです。そこを、親子のコミュニケーションを深めるという観点から、子どもの家庭学習を考えてみましょう。
週に何度か、子どもと親が共に楽しくなる家庭学習が実現できたとき、親も子どもも家庭の意味を一段と強く感じているはずです。
子どもの学力の向上と親の家庭教育力の向上を関連付けます。
4回目 1月15日(土) 14:00~16:00
テーマ:子どもの世界を理解しよう
担当 水野教授
概要:親の価値観や世界観を子どもに当てはめないで、まず、子ども特有の世界を理解することが、いかに大切であるかを、一緒に具体的に考えていきたい。
5回目 1月29日(土)14:00~16:00
テーマ:家族の力・地域の力
担当 中田教授
概要:核家族化や地域の力の衰退、過疎化などによって聞くに堪えない事件が発生いたしております。こうした暴力行為や迷惑行為を地域でどのように解決したかなどの事例を挙げて一緒に考え防止に取り組みましょう。
お申し込みは、9月上旬より受付開始予定です。
詳細は改めてお知らせいたしますので、お待ち下さい。
今後も、八洲学園大学では、地域の皆様にも開かれた大学を目指していきます。

ご希望の資料はPDFでも閲覧可能です。
PDFファイルを閲覧するには、Adobe Acrobat Readerをインストールしてください。