八洲学園大学トップ > 新着ニュース > 岩井貴生教授 「ひきこもりを改善する意識改革とその方法」講演について

新着ニュース

岩井貴生教授 「ひきこもりを改善する意識改革とその方法」講演について

2013/03/02

内閣府が2012年7月4日に公表した「困難を有する子どもの支援者調査報告書」によりますと、困難を有する子どもを支援するうえでもっとも大変だったと感じたケースは、「ひきこもり」(28.7%)がもっとも多く、次いで「不登校」(19.5%)、「発達障害」(9.5%)でした。

この28.7%の「ひきこもり」の状態を改善するひとつのきっかけとしていただきたく、3月9日土曜日に本学の岩井貴生教授が「ひきこもりを改善する意識改革とその方法」と題して沖縄県で講演会を行います。

また、同調査における支援に関する課題として、「行政機関の理解・協力を得ること」(43.6%)がもっとも多く、次いで「支援対象者を発見し接触すること」(32.4%)、「就労先を開拓すること」(28.9%)、「教育機関との連携を強化すること」(28.0%)という結果が得られておりますので、本講演にて個々の課題が少しでも解消されることを願っております。


▼講座概要━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
講演「ひきこもりを改善する意識改革とその方法」
主催:ひきこもり支援相談士認定協議会 沖縄支部
日時:3/9(土) 14:00~16:00(受付開始13:30)
対象:どなたでもご参加いただけます
参加費:500円
会場:八洲学園大学国際高等学校
講師:岩井 貴生(八洲学園大学教授、八洲学園大学国際高等学校校長、学校法人八洲学園理事)

▽岩井貴生教授
http://www.yashima.ac.jp/univ/about/information/teacher_iwai.php


以下岩井貴生教授よりのメッセージです。
----------------------------------------------------------------------
ひきこもりの状態を改善するためには、「ひきこもり」という固定概念を崩し、既存の考え方を改める必要があります。ひきこもりは決して悪い行為ではありません。しかし、多くの親は「なぜひきこもるのか」ということを子どもに迫ります。

「なぜ」という言葉は、原因を追求すること、つまり子どもを責める言葉です。

親は「なぜ」という視点ではなく、「何のために」ひきこもっているのかと考え方を変えて、子どもの心情を汲み取ることが大切です。親の意識を少し変えるだけで、ひきこもりに対する理解と改善策が見えてきます。

そのためには 「子ども」「未来」「目的」の3つの視点 からの同時改善が重要です。

今回の講演では「子どもの立場」「未来思考」「ひきこもる目的」を具体的に示して、ひきこもる子どものこころの理解を深めます。そして過去を捨て、未来に向かって動き出すシンプルでミラクルな改善方法を考えていきます。

 

 

八洲学園大学パンフレット ※八洲学園大学の各種資料をダウンロード頂けます。

ご希望の資料はPDFでも閲覧可能です。
PDFファイルを閲覧するには、Adobe Acrobat Readerをインストールしてください。

資料請求・お問い合わせ 資料請求・お問い合わせ
ページトップへ

このページの先頭へ