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第17回学位記授与式(卒業式)が挙行されました

2016/03/31

八洲学園大学は、eラーニングシステムを利用し授業などに参加可能です。今回の学位記授与式も、神奈川県横浜市にあるキャンパスから離れた場所にお住まいの方は、インターネットを通じて、リアルタイムで参加されました。


式では、徳永 登見代さん(55)が、卒業生代表の挨拶として、病と闘いながら卒業に至ったことを話されました。

■徳永さんについて
2014年春に、通学不要の学習システムに関心をもち、正科生(学士取得編入学)として入学。癌を患いながらも、「諦めない心」を持って博物館実習などにも参加し、大変優秀な成績をもって、博物館学芸員資格(国家資格)取得と卒業を達成されました。

■卒業生代表挨拶(抜粋)
『今私は、この場に生きて立てることに、全ての皆さまに感謝の気持ちを伝えたいです。今年もまた、美しい桜を愛でることができます。桜を愛でる、その当たり前のことに極上の幸せを感じます。それを実感したのは2013年の春。当時私は、ステージ4の進行性の癌を宣告され、それは骨にまで達しており、予後は不良。これが最後の桜と思い、夫と二人で愛でました。長い間看護師をしていた私は、自分が長く生きられないことを悟りました。一連の癌治療を経て、幸運にも2014年を迎えることができました。これからの人生をどう生きるか、今自分が一番何をやりたいかを考えました。その答えは「大学で勉強したい」でした。体調のことを考え、通学が不要で、PC環境があれば学べる本学を選び、2014年春3年次編入学を果たしました。また、生涯学習のコンセプトも興味深く、博物館学芸員の資格取得を目的に、30数年ぶりに学習を始めました。看護とは全く違う学習は難しく、何度も挫折しそうになりました。しかし、先生方や学友の温かく、「諦めない心」の支えにより乗り切ることができました。
大学での学習は、覚えるから考えるへ変わり、それが重要な要素になったと感じます。八洲に入り、初めて教育の大切さを知りました。また八洲の最大のメリットは、例え歳を重ねていても、病気であっても学びを続けられることです。勉強することは、本当に楽しく、夢中になれ至福の時を感じることができ、それは確実に私の生きる希望につながりました。』

今回の卒業生は、27名。現在までに632名の卒業生を送り出しました。また、科目等履修生の終了生 は1,000名以上にのぼります。
これからも、八洲学園大学は、皆さんの「学びたい」というニーズに応えていきます。また、大学の講義を社会に開放し、大学をより開かれた存在にします。そして、学生同士が学び合い、教えあう空間をインターネットを通じて提供していきます。

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