はじめて学ぶ刑法総論(T)
刑法は、第一編「総則」ですべての犯罪に共通する内容(「刑法総論」犯罪の成立要件、未遂、既遂、実行の着手、共犯等)、第二編「罪」で犯罪がどのような場合に成立し、どの程度の刑罰が科せられるかが、具体的に示されています(「刑法各論」殺人罪、傷害罪、窃盗罪等)。
本講義では、第一編の部分について扱っていきます。
〔司書や学芸員を目指している方〕
リスク・マネジメント(危機管理論、社会安全論)として、犯罪とはどのような行為をいうのだろうか。図書館や博物館で起こりうる行為は、どのような態様であり、それは本当に「犯罪」なのだろうか。「犯罪とは」何をもって「犯罪」(「非行」「逸脱行為」等)か、一緒に学んでみませんか。
単位 | 形態 | 学費(円) | 履修開始時期 | 受験資格 |
---|---|---|---|---|
2 | T | 13,000 | 4月・10月 | 1科目2単位以上修得 |
到達目標
以下を到達目標とします。
1. 刑法を正しく理解する
2. 犯罪の成立要件とその効果を知る
3. 社会と人に関する幅広い知識を身に着ける
4. 明確な概念を用いて矛盾や飛躍のない論証を組み立てることができる論理的思考力を身につける
5. 対立関係にある考え方に対してそれぞれを考慮し適切な価値判断ができるようになる
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