生活の中の法
2015/01/27
本日は、「生活の中の法」の最終講義でした。
少し駆け足になりましたが、主に男女関係と家族関係にかかわる法律を概観していきました。
ライフステージごとに意識することは違ってきますね。
20代、30代であれば「結婚」「離婚」「子どものこと」
40代、50代になってくれば「両親の介護」や「相続」
どれも法律にかかわってきます。
ただ、大切なのは「自分がどうしていきたいか?」ということを軸として考えてください。
「どうして生きたいか?」ということから、「法制度を知り、その法制度の中で何を、どうしていけば実現できるか?」を考えていくことです。よくあるパターンが、「法律があるからこうする」ということです。
たとえば、相続税がかかるから、財産を売却しちゃう。このように考えてしまうと、本当は売却したくないのに、もしくは活用していきたいのに...ということを後回しにして、法律に振り回されてしまっています。
そうではなく、売却せず財産を活用していきたい。相続税がかかるけど、どうしていけばいいだろうか?という思考をすることです。
どうしていけばいいだろうか?については、一方的な見方ではなく多様な視点から検討していくことで、見つかってくるはずです。
自分がどう生きたいか?を大切にして、実現するために法律があるという意識に変えてみてください。
今後、さらに深めていきたい、もう少し知りたいという方のために推薦図書を挙げておきます。
あの家族を具体例に、相続制度を説明しています。具体的なイメージを持ちながら広く相続について学べると思います。
『家族法実務講義』(梶村 太市 (著), 岩志 和一郎 (著), 大塚 正之 (著), 榊原 富士子 (著), 棚村 政行 (著)・有斐閣)
実務上の留意点とケースを用いた解説があります。実務家と研究者の共著です。本格的に実務と理論をもっと深めていきたい方向けです。
磯野家の相続は、相続税バージョンもあります。
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