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藤森純一の研究室便り

中小企業の連携を強くせよ

2015/02/06

2月4日から本日まで「テクニカルショー・ヨコハマ」が開催されました。
日本の「ものづくり」の展示会です。


私の顧問先や知り合いの会社も多数出展しています。
また、産学連携の取り組みなどを知るにはいい機会ですので、今年も参加してきました。
ちなみに、ブース出展している「心技隊」の一員でもありますので、手伝いのようで手伝いになっていない...こともしてきました。


さて...中小企業というとどういったイメージを持つでしょうか?

中でも製造業のイメージは?

おそらく「う~ん...」というイメージが強いかもしれませんね。
「私、理系じゃないし・・・」とか。


確かに、理系じゃないとという気持ちは分かります。
しかし、製造業とは?を知らずにイメージをしていませんか?


実は、日本の製造業は「技術」だけではなく、「社内の体制」や「地域とのかかわり方」でとても須原良い取組をしている企業もたくさんあります。


「実際に就職するしない」という視点ではなく、「どんな役割を果たしているのか?」ということを知る機会も作ってください。


「なぜ?」
と思うかもしれませんね。


理由は、「連携」を生み出すためです。


先に述べたように、お互いの役割を知り、強みを知り、それを共通認識していくことでできることが生まれてきます。つまり、異業種連携により新しい価値を生み出すということです。


例えば、全日本製造業世界コマ大戦2015が一例です。
製造業とありますが、このイベントは異業種がそれぞれの役割・強みを共通認識して生み出したイベントです。

例えば、私も大学専任講師として意見を述べさせていただき、実務家として運営・危機管理マニュアル作りに関わっています。さらにボランティアスタッフ募集などの役割を担っています。


他にも様々な会社が関わって、新しい価値を生み出そうとしています。


このことは、企業だけではなく、図書館といった施設でも同様のことが言えるはずです。民間企業と図書館の連携を生み出し、新しい図書館の価値を生み出す(この点の学習は「知的資産マネジメント」になります)。

さてさて・・・中小企業の在り方として「連携」をするということがポイント。
連携により新しい顧客に提供する価値を生み出す。そして、連携の際に重要なことが絵を描き、共通認識を持てること。これは「コンプライアンス」「契約書」といったことからモデルの設計図を描くことです(講義では「ビジネス文書の作成・読解」にあたります)。

契約書によりモデルの設計図を描き、共通認識を持つ。この共通認識は、実現する姿だけではなく、リスクも共通認識するというこことも可能です(講義では、「コンプライアンス概論」「民法」などになります)。

中小企業の連携の在り方、図書館と民間企業の在り方。

強みや社会での役割を共通認識して、新しい価値を生み出すモデルを描く。
このためには、契約書やコンプライアンス、知的資産経営という考え方があると、強い連携が生まれてくるものです。

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心技隊」ブースに展示されていた「スプリンク」でできたドラゴン。
中小製造業では、このような製品も販売していたりします。

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