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今回は、『法学概論第2回』の振り返りです。

メインテーマは、
「契約をキャンセルする」
です。

このテーマを検討する際に、「契約とは何か？」を理解していることがポイントになります。
この契約とは何か？を理解する際のキーワードは、「意思表示」です。

当事者の意思表示の合致により、契約は成立するということからスタートになります。

そして、契約が成立したら、その効果は？
ということで、権利義務が発生するねということがポイントです。
（復習では具体的なケースをイメージしてください）

さて、本題。

契約をキャンセルするということでも、様々な根拠があるといことにも注目です。

・未成年者を理由とする
・詐欺や強迫を理由とする
・クーリングオフ
など法律上の根拠は、色々と検討できるということです。

そして、それぞれのケースがどれに該当するか？ということで、キャンセルの可否が分かってきます。

今回のテーマでは、特に「高齢者」が契約をした場合のキャンセルについてを、学習を深めるテーマとして考えてみてください。
制度としては、「成年後見」という制度です。

【法と道徳の関係など基礎法学の学習を深めたい方へ】

団藤重光『法学の基礎』有斐閣（2007年5月・2版）

星野英一『法学入門』有斐閣(2010年11月)

上記２つの書籍をおすすめします。
かなり本格派なので、法学概論の講義を一通り終えた後に読むのが良いかもしれません。
本講義テキストよりも、より詳細に幅広く記述されていますが、本講義テキストよりも抽象度が高いです。

より深めてみたい、横断的に法を学んでみたい方は、読んでみてください。

【公開講座のお知らせ～オンデマンド配信もあります～】

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【八洲学園大学：藤森研究室Facebookページ】
https://www.facebook.com/fujimori.laboratory