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藤森純一の研究室便り

暮らしの中の法律を学び、現代社会で生きるとは?を考えよう~消費生活と法~

2016/03/18

履修科目はすべて決まりましたか?

科目によっては、4月1日が履修登録の締め切りとなっているので、注意してくださいね。

さて、今回は「暮らしの中の法律を知ろう」というテーマです。
本学の科目では「消費生活と法」という科目が該当します。

法律というと、「何かトラブルに巻き込まれたとき」ということが真っ先に思い浮かべるかもしれません。しかし、それだけではありません。

「トラブルが起きないように」というのも法律の機能です。

私たちの持つ権利や自由を最大限に尊重しつつ、トラブルが起きないように利害関係を調整するルールというものが法律です。


例えば、著作物の利用について。
教育目的で、著作物を使用するということ。これも社会の中で必要なことです。
一方で、著作者にも権利がある。教育目的だからと言って、何でもありで著作者の権利が劣後するということではありません。
教育目的での使用と著作者の利益をうまく調整しようということで、「著作権法」というのがあります。


このように、利益と利益を調整して「望ましい社会」を作ろというもとに「法律」が存在します。

そして、「私たちが現代社会で生きるとは?」ということを示してくれるのが、法律を学ぶということです。

前置きが長くなりましたが・・・。

望ましい社会を作ろうということは、「暮らし」の中に法律がそばにあるということ。

例えば「買い物」という場面でも、「道を歩くや、電車に乗る」という場面でも、法律は空気のように私たちを取り巻いています。

暮らしの中の法律を学ぶのが「消費生活と法」という科目。

具体的には、「消費者契約法」「特定商取引法」を中心に学びます。

これらの法律を学ぶことで、
・ショッピングでの被害から自分を守る
・製品の欠陥から私たちが被害が起きないようにする仕組みは?
・食の安全はどのようにして守られるのか?
といったことが理解できます。

「私たちが現代の経済社会の中で生きるとは?」ということが見えてきます。

消費生活と法をきっかけに、現代社会で生きるとは何か?を考えてみてください。

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