八洲学園大学トップ > 八洲学園大学ブログ > 小関慶太の研究室便り > なぜそこに「鏡」があるのだろうか?
小関慶太の研究室便り

なぜそこに「鏡」があるのだろうか?

2017/04/15

なぜ、そんなところに「鏡」があるのだろうか?



様々な場所にある公衆トイレに入って思うことはありませんか。

例えば、人がすれ違うのに大変な場所に姿見(鏡)があって、

そこで止まってみ身だしなみを整えたら後ろの人に

「どいてくださる」「どけよ」と言われることもあるかもしれません。

この姿見は、身だしなみを整える目的ではないとしたらどのような意味があるのだろうか。

 

また公衆トイレの場合、手洗い場が入り口から丸見えのところがあります。

大きな鏡に角度によっては中の様子が見えそうでひやひやします。


様子が見えることでヒヤヒヤする。

これも意味があります。

 

その他、施設や店舗のトイレもドアを開けたら手洗い場で人がすれ違うのに一言なければトラブルに発展してしまいそうなこともあるかもしれません。

 

これらの鏡の配置は設計ミスではなく、意味があります。

トイレは犯罪の現場になることは、ただあります。

誰もが利用できる密室です。また必要な人しか来ません。

 

だから鏡は不審者の有無を入り口段階で確認することができるような意味合いもあります。


すなわち、犯罪予防・犯罪抑止に役立っています。

 

関連講義の紹介

春(2学期)・秋(4学期)開講

スクーリング科目(まだ履修登録間に合います)

「地域と子どもの安全・安心~地域安全マップを作ろう」(金曜日5時間目)

http://potal.study.jp/module/Ls/classroom/room_syllabus_category.asp?sid=411601&ki=206

我が国の犯罪は、数値的には減りつつあるが犯罪不安は必ずしも減っているとは言えない。これに対して、犯罪の態様をみると複雑かつ想定外のケースも見受けられる。

 本講義では、「地域と子どもの安心・安全」「景色解読力」を身に付けます。家庭教育において子どもとともに、地域社会教育として地域の子どもたちともに防犯意識を高めていくために「安全マップ作り」を通して、危険な場所、安全な場所、見方を変えれば危険な場所になるかもしれない場所、時間帯によって景色が変わる場所等を大人と子どもがともに情報を共有しながら学ぶ大切さ、実際に地域を歩き大人の目線、子どもの目線からそれぞれの場所にどのような問題があるかを実学的に学びます。

  

下記の写真は、八洲学園大学内のトイレで実験をしました。

入り口から見て、個室に不審者が潜んでいたら「わかる?わからない?」検証してみました。

結果は・・・・



1枚目:入り口付近から撮影した。


2枚目:同じ場所からズームで撮影をした。


 



八洲学園大学 〒220-0021 神奈川県横浜市西区桜木町7丁目42番地

出願・資格取得について・入学前相談・教育訓練給付金等はこちら
 入学支援相談センター 045-410-0515/u-info@yashima.ac.jp

在学生・卒業生・教員免許状更新講習・就職関連はこちら
 学生支援センター 045-410-0515/u-info@yashima.ac.jp

広報・公開講座・教員への取材等はこちら
 総務課広報係 045-313-5454/u-yue@yashima.ac.jp

八洲学園大学パンフレット ※八洲学園大学の各種資料をダウンロード頂けます。

ご希望の資料はPDFでも閲覧可能です。
PDFファイルを閲覧するには、Adobe Acrobat Readerをインストールしてください。

八洲学園大学

学校法人八洲学園大学 入学支援相談センター

〒220-0021 神奈川県横浜市西区桜木町7丁目42番地
電話:045-410-0515(受付時間はこちら
お気軽にお電話ください

  • 資料請求
  • 出願受付
JIHEE