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2018/06/17

2018年6月16日（土）10数年ほど伝統のある現代刑事法研究会（於：青山学院大学）において「通信制大学・生涯学習学部における刑事法教育の限界」をテーマに報告をしました。

本研究会は、まだ大学院博士後期課程1年次に初めて「少年審判の傍聴制度」をテーマで報告をした研究会です。博士後期時代の孤独の日々の中である意味、居場所となっていました。

報告内容は、なかなか知られていない通信制大学の実態を明らかにした上での問題点の整理を行いました。

2016年から2年半で講義での取り組みの方法、この経験を非常勤先の若い学生を対象としての取組を紹介・検討しました。

2015年前後から日本犯罪社会学会のテーマセッションにおいて「刑事政策の復権」が語られていますが、刑事政策（夏季スクーリング科目）や刑事法科目の資格との関係や少年法（本学の場合は「現代社会と少年非行」）の学習が様々な場面で本当は必要なことなどを議論することが出来ました。

刑事法は日常生活で関わり合いのないに越した内容を扱いますが、その反面で知っておくべき内容でもあります。15日金曜日7時間目「犯罪と心理」では、非行漂流理論を扱いましたがこれを実生活に置き換えて考えてみると、今まで「なぜ（WHY)」そうなるのかがわからなかったことも、あ～そういうことか！とわかるようになり、もっともっと学びたくなります。刑事法科目は、面白くてはまりやすいのではないかと思います。

研究会の様子

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