【講義情報】「刑事法関連科目」おすすめ履修順
2019/04/08
ご入学(編入)おめでとうございます。
在学生の皆さんは、新たな年度ですね。
そろそろ平日スクーリング(4月開始)の履修登録も大詰めの時期でしょうか。
今回は、刑事法関連科目の履修方法について扱います。
2019年度より刑事法関連科目、犯罪学関連科目を増強しました。
刑事法関連科目としては、
「犯罪と法」(2016~2018)では、刑法概説、総論、各論を扱ってきましたが、2単位で本来であれば8単位相当の範囲を扱うには限界があり、各論部分でついていけない方が多かったこともあり、2019年度より「はじめて学ぶ刑法総論」、「はじめて学ぶ刑法各論」(各2単位)に分けました。また手続きに関しては「はじめて学ぶ刑事訴訟法」、「はじめて学ぶ裁判員制度」(各2単位)を開講します。処遇に関しては、これまでスクーリングで開講していた「刑事政策」をテキスト科目に変更しました。 |
本学は好きな科目を好きな順で履修が出来ます。
ただ刑事法科目は、学ぶ順序によって理解の度合いが変わってきます。
私は法学部出身ですので1年次に「刑法総論」、2年次に「刑法各論」、3年次に「刑事訴訟法」、「刑事政策(少年法含み)」を学ぶことで「犯罪」とは、一体どのようなものであるかを理解した上で、「手続き」や「処遇」について学ぶことで、理解が深まりました。
履修希望者へのアドバイス
→「はじめて学ぶ刑事訴訟法」を履修希望する方は「はじめて学ぶ刑法総論」、「はじめて学ぶ刑法各論」の知識がないと理解が難しいことがあります。 →「はじめて学ぶ刑法各論」を履修する方は「はじめて学ぶ刑法総論」は必須です。 (春期は、総論の科目修得試験が終了後に各論のスクーリングがスタートするように設定してあります) →「少年法」を履修する方は「はじめて学ぶ刑法総論」、「はじめて学ぶ刑法各論」、「はじめて学ぶ刑事訴訟法」の知識が求められることがあります。 →「はじめて学ぶ裁判員制度」を履修する方は「はじめて学ぶ刑法総論」、「はじめて学ぶ刑法各論」、「はじめて学ぶ刑事訴訟法」の知識が求められてきます(初回のオリエンテーションでもお話があります)。 |
なぜこんなことをBlogに書くのかというと、履修登録状況を見ていて一抹の不安を感じたことにあります。
履修モデル
刑事法・犯罪学研究室 公式ホームページ
http://www.criminalpolicy.net/
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