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2016/12/13

こんにちは。専任講師の野口です。

先日、児童サービス論（S）の受講者の皆さん15名と「ポプラ社」の見学に行ってきました。『ねずみくんのチョッキ』『かいけつゾロリ』など、たくさんの作品を世に送り出している児童書出版社です。

当日のプログラムは、ポプラ社 図書館事業局 事業推進室・飯田建さんの案内で社内見学、ポプラ社が出している児童向け百科事典『ポプラディア』の使い方講座の2本立て。『ポプラディア』の使い方講座は、ポプラ社の皆さんが全国の小学校や中学校に出向いて実施している出張授業を大人向けにアレンジしていただきました。

（参考）出張授業のイメージ動画→　http://www.poplar.co.jp/poplardia/jugyou/

まずは社内見学から。編集部、営業部を見せていただきました。写真は世界にここにしかない「かいけつゾロリ」自動販売機です。

後半は、『ポプラディア』の使い方講座です。グループに分かれて、『ポプラディア』を使った問題に実際に答えてみました。

一通り課題が終わった後、飯田さんの解説へ。「定義」とは何か、問われていることに的確に答えることの大切さ（そして、それが案外、大人でも難しいこと）、百科事典にある「索引巻」のうまい使い方等々が、全国で行っている出張授業でのエピソードを交えながら語られました。

飯田さんの『ポプラディア』に対する情熱がひしひしと伝わってくる解説に、皆さん食い入るように聞き入っていました。

見学会の終了後に、学生の皆さんから、「大人でもわくわくしながら調べられる『ポプラディア』はすごい」「一つの百科事典が完成するまでにいろいろな人の手がかかっていることが良く分かった、それに関わる飯田さんの情熱に胸を打たれました！」との感想が寄せられました。授業だけでは伝えきれない、児童書出版の現場を知ることのできるよき機会となりました。

この場を借りて、ポプラ社・飯田様に改めて御礼申し上げます。

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