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野口久美子の研究室便り

「児童サービス論」受講者交流会を開催しました

2017/09/20

こんにちは。司書科目「児童サービス論」担当の野口です。

9月2日(土)に大学キャンパス及びオンライン(eLy)にて「児童サービス論」受講者交流会を開催しました。この交流会は2016年度から半年に一度開催しているものです。

今回のメインプログラムは,2017年春期に「児童サービス論(S)」を受講されたHさんによるニュージーランドの図書館見学記でした。Hさんはこれまでにワーキングホリデーや語学留学のためにニュージーランドに滞在された経験をお持ちです。今回は留学中にどんな図書館を利用してきたのかを写真を混じえてお話いただきました。

 

 

Hさんにご紹介いただいたのは次の図書館です。

・エルマ・ターナー図書館(Elma Turner Library/Nelson City)

・タスマン地区図書館(Tasman District Libraries)

   ・リッチモンド図書館(Richmond Library)

   ・タカカ メモリアル図書館(Takaka Memorial Library)

・レミュエラ図書館(Remuera Library/Auckland City)

 

日本の図書館との相違点(返却が遅れると延滞料金がかかる,リサイクル本の仕組み,図書館が扱っているメディアの種類,子どもの利用に関するルール,豊富なイベントなど)を中心に,参加者の皆さんからたくさんの質問が寄せられました。紹介された図書館はどれもHさんが留学生活の中で利用してきたところばかり。人々の日常生活の中に自然と図書館が溶け込んでいる様子がよく分かるお話でした。

当日の参加者(卒業生)の方が感想をまとめて下さいましたので,ここで紹介します。

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小さな地区にも住民が集える場を提供する図書館の佇まいは、決して煌びやかではないけれど活き活きとした雰囲気が写真からも伝わってきました。紹介されている様々なイベントも魅力的。打ち上げ花火ではない、図書館とその利用者がずっとずっと育てているのでしょう。それを支える資料や働く方も確固たるモノがなければ継続できないのではないかと。留学生が各地の図書館をスーッと利用出来る位、日本の図書館は他所からいらした方々を受け入れる事が出来るかしらん?大人も子どもも、何かしらの支援を必要とする人々をも。

素晴らしい図書館サービスの数々に、いろいろな事が思い浮かびました。図書館を育てるって凄いことです。
素敵な交流会を企画してくださった野口久美子先生。ありがとうございました!
Hさんがご紹介されたなかの一つの図書館(レミュエラ図書館(Remuera Library))のFB↓ です。こんな図書館、あったらいいなぁ。
https://www.facebook.com/remueralibrary/

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簡単ではありますが,交流会の様子を報告させていただきました。

次回の交流会は3月頃開催予定です。在学生の皆さんも,卒業生の皆さんも,「児童サービス論」受講の有無を問わず参加できます。Hさんのように交流会で自身の経験をお話していただける方も募集します。通信制大学ならではの学生同士の交流を楽しみましょう。

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