【活動報告】7月学習会報告
2024/07/21
7月学習会活動報告
2024年7月13日 20:00〜21:00
オンライン実施 参加:6名
リカレント研究センターでは毎月1回研究員がオンラインで集まり、指定図書を輪読、要
約して、内容理解を深めています。今年度は近藤克則『研究の育て方−ゴールとプロ
セスの「見える化」』(医学書院 2018年)を読んでいます。
今回は第一章総論を担当者は、以下の点について報告を行いました。
1 研究とは何か
・「よく調べ考えて真理をきわめること」
学術研究は、先行研究を踏まえた「新たな知見」が必要
・「無知の知」から始まる研究⇒勉強か研究か 研究は先行研究を批判的に検討し、何が
知られていて、まだわかっていないのはどこか調べること。
(勉強:もっと知りたいこと(もうすでに分かっていること) 研究:知られていないこと
を、新しいことを明らかにすること)
2 研究を始める前に
・研究を始める前のチェックリスト
3 まとめ
・研究・教育・実践のゴール(目的)を見極め、そのために有用そうな検証仮説を設定する。
・どんな先行研究・実践事例があるのか調べ、批判的に検討したうえで、ゴールや仮説検
証にふさわしい戦略・デザインし、対象や方法などを具体化した計画を立案する。
・研究・教育・実践を行いその後もデータを収集し評価・分析・考察をして今後の課題や改
善案を引きだす。
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報告のまとめ
「研究のゴールとプロセス」研究とは何か。
学術研究は、先行研究を踏まえた「新たな知見が必要」である。
研究とは勉強と違い、まだわかっていない事柄を明らかにすること。
研究のプロセスとして、「仮説の検証」「先行研究」を調査し、
検討し、具体的な計画を立案する。
全体討論
「研究とは何か」に沿って、研究員それぞれの立場から、
自分にとっての「研究」とは何か?をテーマに話し合いが行いました。。
研究員からは、学びたい事があるから「研究」を行う、
職業としての「研究」もあり、そのせいかを論考にまとめている。
また勤務先から大学院に派遣されるケースもあり、
実務的な「研究」も行っている。
リカレント研究センターより
今年度は、「研究とは何か」を再考しています。
7月21日(日)に行われる2024年度第一回定例研究会で「研究とは何か」を大きなテーマとして基調報告及び研究報告が行われます。
報告を聞き研究員相互で研究活動を行う上で必要な技術や技能に磨きを掛けて行きたく
考えています。
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