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竹田葉留美の研究室便り

セルフコンパッション

2023/05/10

4月から新生活がスタートした方も多いかと思いますが、皆さんはこの1か月をいかがお過ごしでしたか?

環境が変わると、自分自身もアップデートしたくなるものですが、理想や期待を追求するあまり、自分に厳しくしすぎて疲れてしまう...。

特にこの時期は

4月からスタートダッシュ! → 思い通りにいかず焦る → ゴールデンウイークで少しのんびりした分、脱力 → 授業が始まったけど...ちょっとしんどいなぁ...ということがあります。

所謂「五月病」といわれるものですね。

そんなときは『あるがまま』の自分を受け入れてみると、少しだけこころが軽くなるかもしれませんよ。『あるがまま』を受け入れるために必要な心のありよう『セルフ・コンパッション』についてお話しします。

セルフ・コンパッション(self-compassion)とは

直訳すると"自分への慈しみ(思いやり)"となります。

自分にとって困難な状況において、自分に優しい気持ちを向け、そのときの経験を良い/悪いと判断することなく受け入れ、そうした経験が他の人たちと共通していることを認識することです。

「今しんどいのは自分だけじゃないんだ!私は十分がんばっているよ」ということです。

でも自分自身を思いやるって、どうやるんだろう?と思いますよね。

例えばこのような方法があります。

『慈悲(慈しみ)の瞑想』

自分や他者の幸せを願い、自分や他者が苦しみから解放されることを願う仏教伝来の瞑想法で、セルフ・コンパッションを高める方法の1つです。

この瞑想法では、慈悲のフレーズを、自分に、また他者に向けて放ち、包み込んでいきます。それによって、これまで埋もれていた慈しみを培い、自分や他者に対する心地の良い、温かい気持ちを育むことができるのです。

やり方は簡単です。

  • 身体をリラックスさせ、4つのフレーズを、心地が良いと思う間隔で、心地の良い回数を繰り返します(10分くらいできると良いそうです)。

【慈悲の瞑想の4つのフレーズ】

私が安全でありますように

私が幸せでありますように

私が健康でありますように

私の悩み苦しみがなくなりますよう

  • もし気が散っても気に留めず、意識をフレーズの繰り返しに戻します。
  • 温かく、優しい感情が湧き起こってくることがあります。それも心にとどめておき、フレーズを繰り返します。

さあいかがでしょうか?

少し「自分は大丈夫」だと思えましたか?

自分に対してネガティブな感情を持ってしまっているとき、追い込んでしまっているときなど試してみてくださいね。

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