親子料理
2011/04/08
先日、歩いていると、ある家の軒先に見事な雪ヤナギの花が咲いていました。見ていると、自然に心がほぐれていくようでした。
さて、家族に起きたいい話をエッセーでつづる、家族生き生きエッセーの、№7を発行することができました。 下記のホームページで紹介しています。
このエッセー集に寄せられた家族とのできごとは、家庭の意味を知らせてくれます。
小学生の佐々木さんから、次のエッセーが寄せられています。
◇親子料理
私は、冬休みの宿題の「親子料理」を、母と一緒にしました。つくったのは、カレー。
最初の仕事は、野菜を切ることでした。野菜はにえやすいような大きさに、ていねいに切りました。一番大変だったのは、玉ねぎを切ることです。わかってはいたけれど、ここまで痛くて、ここまでなみだが出るとは思ってもみませんでした。母が、笑っていたので、わたしも、泣きながら笑いました。
大きなかべをのりこえて、次にぶた肉をいためました。油がパチパチととんで大変でした。
そして、なべに、切った野菜・肉・水を入れて、にこみました。ここで、わが家のカレーのかくし味のおろしたニンニクを少し入れました。食べるとわからないけど、カレーのスパイスとなっているのです。最後にルウを入れて、じっくりにこんで完成。ちょっとからくて、ほんのりあまくておいしい味でした。
夕食に家族で食べました。
「すごくおいしいよ。」
と、父と母が言ってくれました。うれしかったです。
今回は、カレーだったけれど、またやるときは、オムライスやおすしなど、まだつくったことがないものもつくってみたいと思いました。
家族と一緒につくることは大事なことだと思います。
最後の、「家族と一緒につくることは大事なことだと思います。」という気づきが、とても尊いです。親子料理は、いい体験の機会となっています。
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