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渡邉達生の研究室便り

星座の観察

2011/10/20

先週は、曇り空や雨模様の日が続いて、やっと、10月15日の午後9時、星空を見ることができました。 南の方を向いて立ち、天頂近くの高いところ、右手の方向に、特徴のある星座を見つけました。星と星とを結ぶと、十字の形をしています。白鳥座です。

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 この星の集まりは、南半球の南十字星に対して、北十字星ともいわれています。白鳥は、右斜め下の星が頭になります。翼を広げ、右斜め下を向いて滑空しています。わたしたちは、それを見上げていることになります。想像をたくましくしてみましょう。ギリシャ神話では神ゼウスが恋しい人のところにいくために、白鳥の姿になって飛んで行ったとされています。

 ゼウスは、スパルタ国のお姫様に恋をしました。でも、一方的な思いです。突然、相手のところを訪れたのでは、相手をびっくりさせたり、警戒されたりしてしまうでしょう。それで、自分は「わし」に追われている「白鳥」となって、スパルタへ飛んで行ったのです。恋は成就したそうですよ。相手の警戒心を解き、心をつかむには、それなりの工夫がいるということですね。なんだか、ゼウスが身近に感じられます。

 星座の中の一番明るい星をα(アルファ)といいます。上の図では、青い色の星にしてあります。白鳥のおしりのところにあるαと、近くにあるふたつの星座のαを結ぶと、二等辺三角形になりました。これが、「夏の大三角」です。秋ですが、夏の大三角が見えました。

右のαは、こと座のαで、名前がついていて「ベガ」。下のαはわし座のαで、名前は「アルタイル」。(ちなみに、白鳥座のαは「デネブ」といいます。)

 この「ベガ」と「アルタイル」は、中国の伝説では、別の名前がついています。日本でも、よく知られています。そして、中国の伝説では、白鳥はカササギで、この二つの星に、大切な役割を果たしています。
さて、この二つの星は、それぞれ、中国や日本ではどのように呼ばれていたのでしょう。星を観察したり、考えたり、調べたりしていると、秋の夜が、とても、いい夜になります。

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