八洲学園大学トップ > 八洲学園大学ブログ > 渡邉達生の研究室便り > わたしは梅の花
渡邉達生の研究室便り

わたしは梅の花

2014/03/04

140303_1302~02.jpg

公園のそばを通りかかると、寒風に震えながらも、梅の花が自分を主張していました。「わたしは梅の花。見てください。」と。

厳しい寒さに負けずに花を咲かせ、多くの実をつける梅。旧字(本来の文字)では、梅の文字の中にある「毋」は「母」になっていました。梅の花はやがて実になり、枝にはたくさん実をつけます。その実を梅干しにして食べると元気が出ます。昔の人はこの木に、厳しい環境に耐え、子どもを産み、人を元気にさせる、母の偉大さと力強さを見たのでしょう。
...梅にしても、もう少し待てば暖かくなって、過ごしやすいはず。であるのに、梅は、あえて、この寒い時期に花を咲かせる、そういう生き方を選んだのです。

もう少したつと、桃の花が咲きます。桜も咲きます。かいどうも、チューリップも咲きます。それぞれに、魅力的な花です。華やかさを競い合い、春を彩ります。ミツバチやチョウや小鳥たちにとっては、うれしい日々に。このとき梅は、人知れず、すでに、実を実らせる作業に入っているのです。

梅は、華やかさとは無縁。でも、その生き方はあっぱれ。他の花が咲かない寒いときに花を咲かせることで、ミツバチや小鳥を独占し、多くの実をつけることができます。

わたしたちは、そのおかげでたくさんの梅干しを食べることができます。他者と群れることに疲れたとき、梅干しを食べて、梅の生き方を自分のあり方に重ねてみることも一興でしょう。梅干しは、心身共に、健康を呼び込んでくれます。わたしも、一日一個、食べるようにしています。梅干しの酸っぱさは、時には、人生の悲哀に喝を入れてくれます。それぞ、梅、健康法でしょうか。

八洲学園大学 〒220-0021 神奈川県横浜市西区桜木町7丁目42番地

出願・資格取得について・入学前相談・教育訓練給付金等はこちら
 入学支援相談センター 045-410-0515/u-info@yashima.ac.jp

在学生・卒業生・教員免許状更新講習・就職関連はこちら
 学生支援センター 045-410-0515/u-info@yashima.ac.jp

広報・公開講座・教員への取材等はこちら
 総務課広報係 045-313-5454/u-yue@yashima.ac.jp

八洲学園大学パンフレット ※八洲学園大学の各種資料をダウンロード頂けます。

ご希望の資料はPDFでも閲覧可能です。
PDFファイルを閲覧するには、Adobe Acrobat Readerをインストールしてください。

八洲学園大学

学校法人八洲学園大学 入学支援相談センター

〒220-0021 神奈川県横浜市西区桜木町7丁目42番地
電話:045-410-0515(受付時間はこちら
お気軽にお電話ください

  • 資料請求
  • 出願受付
JIHEE