室内ですから、紙ヒコーキは安全を考え、先のとがっていないものを選びました。写真がそれです。右上が一号機、左下が二号機。子どもたちは名前をつけました。一号機は「イカヒコーキ」。二号機は「ツバメヒコーキ」。なるほど、見事に形を言い当てています。
これらのヒコーキは、わたしが子どものころ、近所のお兄さんに教えてもらったもの。紙ヒコーキは子どもたちの伝統文化。わたしも次の時代に伝えることができました。この紙ヒコーキが、よく飛ぶのです。つばさの向きを少しいじるだけで、いろいろな飛び方をします。飛行機の飛ぶ原理を知ることにもなります。
親と子どもでどちらが飛ぶか。なかなかの見ものでした。また、広い室内には、国に見立てた机が配置してあり、そこには、その国を当てる問題が置かれています。
例えば、
あかちゃんのあそぶところがおおい 「 」
さかさまにしてもへいきな 「 」
かたいたべものがすきな 「 」
さいごまでのぞみをすてない 「 」 など。
親子で楽しんだ二時間でした。あるお母さんが言ってくれました。
「子どもはゲームばっかりで遊んでいるから、どうかなと思って参加したんですけど、良かったです。楽しかったです。このようなことが必要だと思いました。」
八洲学園大学の事務局の方も応援してくださいました。お世話になりました。
事務局の方の言葉は、「私たちも楽しめて、いい時間になりました。」
わたしも、いい時間でした。
(写真の紙ヒコーキの折り方が知りたい方は、連絡をください。)