八洲学園大学トップ > 八洲学園大学ブログ > 渡邉達生の研究室便り > ドングリと一緒に
渡邉達生の研究室便り

ドングリと一緒に

2023/02/13

20230213.jpg 

 210日、都内に雪が降りました。テレビからは、不要不急の外出は控えるようにとの連絡がありましたが、夕方にはみぞれになったので、傘をさして近所にある運動場公園の周囲に作られた道を歩きに出かけました。

 この日は、スマホのアプリから、「総距離が800㎞に達しました」という知らせが入っていました。東京にもどって来た10月の下旬、ウォーキングの記録に、あるアプリを利用し始めたのですが、その結果を知らせてくれたのです。その頃、この道にあるクヌギの木からは、ドングリが落ちていました。これを10個ポケットに入れて帰りました。

 以後、ウォーキングに出かけるとき、上着の右ポケットにドングリを6個入れました。運動場公園を一周回ると、右ポケットのドングリを一個、左ポケットに。そうやって、6個のドングリがすべて左ポケットに入ったら、後一周はおまけで回る。これが日課となりました。そして、800㎞の記録となりました。

 このアプリの到達地点は、地球の核までの6300㎞となっています。このことに、半世紀以上前の高校での地学のテストを思い出しました。そのとき、「ケンタウルス座のα星までの距離は約4.3光年ですが、それは約何キロメートルでしょう。」という問題が出たのです。勉強していなかったわたしは、反省しました。さっぱり手がかりをつかむことができなかったのです。それでも、しばらく考えていて、小学生のときに見た図鑑に、「光は1秒間に地球の周りを7回半回る」と書いてあったことを思い出しました。確か地球の半径は6000何百キロだったとも書いていました。そこで、地球の半径を約6000㎞として地球の円周を求め、それの7.5倍の距離を1秒で進むのを光の秒速として、4.3年が何秒であるかを計算して、ケンタウルスまでの距離を計算したのです。その計算の意味をくどくどと説明して、提出したテストの答えには、大きな△がついていて、半分の点がついていました。きっと、先生は笑いながら点をつけてくれたことでしょう。その寛容さに今でも感謝しています。

 さてさて、地球の核まで、3年間を目標に、ドングリと一緒に歩きます。

八洲学園大学 〒220-0021 神奈川県横浜市西区桜木町7丁目42番地

出願・資格取得について・入学前相談・教育訓練給付金等はこちら
 入学支援相談センター 045-410-0515/u-info@yashima.ac.jp

在学生・卒業生・教員免許状更新講習・就職関連はこちら
 学生支援センター 045-410-0515/u-info@yashima.ac.jp

広報・公開講座・教員への取材等はこちら
 総務課広報係 045-313-5454/u-yue@yashima.ac.jp

八洲学園大学パンフレット ※八洲学園大学の各種資料をダウンロード頂けます。

ご希望の資料はPDFでも閲覧可能です。
PDFファイルを閲覧するには、Adobe Acrobat Readerをインストールしてください。

八洲学園大学

学校法人八洲学園大学 入学支援相談センター

〒220-0021 神奈川県横浜市西区桜木町7丁目42番地
電話:045-410-0515(受付時間はこちら
お気軽にお電話ください

  • 資料請求
  • 出願受付
JIHEE