社会学概論
イギリスの社会学者であるケン・プラマーは「この世に生まれるとき、我々は誰一人として例外なく、決して自分が作ったわけではない社会に投げ込まれる」と述べている。社会は人間が作ったものであるが、人間は社会によっても作られている。本講義では、社会学の入門として、社会学の発生から、その歴史、論争、現代的問題までを概観して論じる。また、初学者を対象とした社会学入門講座である。高校までの社会科系の科目とは異なり、多くの人は大学へ入ってから社会学を学ぶ。単に知識を獲得するのではなく、社会学の中心的な命題は、近代社会における人々のつながりや人々の行いを理論的に解明することである。人々の結束の核に何があるのだろうか。それは原始社会から古代、中世、そして近現代の社会においていかに受け継がれているのだろうか。
単位 | 形態 | 学費(円) | 履修開始時期 | 履修方法 | 厚生労働大臣の指定する 社会福祉に関する科目 |
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2 | T | 13,000 | 4月 | 選択必修 | 社会学概論 |
到達目標
・自己を取り巻く社会を理解する。社会学の基礎を学ぶことによって、社会のあり方を論理的に理解し、自分の属する社会について客観的な視点を獲得する。
・問題解決的な発想力を鍛える。現代社会が直面している諸問題について知識と理解を深め、その解決の方途を考察する力を身につける。
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