Top News, お知らせ

札幌新陽高校と包括連携に関する協定を締結

学校法人八洲学園福岡女子商業高等学校(以下、福岡女子商業高校/所在地:福岡県那珂川市/校長:柴山翔太)と学校法人札幌慈恵学園札幌新陽高等学校(以下、札幌新陽高校/所在地:北海道札幌市/校長:赤司 展子)は、2024年10月21日に包括連携協定を締結いたしました。

■本協定の目的
両校が、それぞれの資源および機能を効果的に活用し、新しい時代を生きる資質・能力の育成に向けて相互の連携を強化すると共に、教育の再創造に資することを目的としています。

■本協定による連携事業
(1)授業の連携や単位互換等、生徒の学びに関すること。
(2)教員の研修や広報、DX(デジタル・トランスフォーメーション)等、教職員の業務に関すること。
(3)その他、前条の目的を達成するために必要な事項に関すること。

■関係者コメント
福岡女子商業高校 柴山翔太校長より
 「人物多様性」の実現に向けて明確なビジョンのもと先進的な取り組みを通じて全国の学校に刺激と勇気を与えられてきた札幌新陽高校さんと今回正式な形で連携協定を結ぶことができたことを嬉しく思います。今回の連携を有効なものとするためには遠慮よりも成長を優先し、互いの経験値やリソースを最大限活用することで新たな学校の形が生まれるきっかけになると感じていますし、何よりも生徒たちにとって遠方に「第二の母校」のような存在が生まれることを嬉しく思っています。互いの挑戦にリスペクトし合いながら、チャレンジにはつきものであるタフな時間を乗り越え、今回の目的である教育の再創造に向けて歩みを進めていきたいと考えています。

札幌新陽高校 赤司展子校長より
 「挑戦を、楽しめ。」をスローガンに掲げる福岡女子商業高校の皆さんと共に、教育の再創造にチャレンジできることを大変光栄に思うと同時に、とてもワクワクしています。調印式のため訪問した際、生徒さんたちの明るさや教職員の方々の温かさに触れ、新陽高校の生徒や教員と交流いただくのがますます楽しみになりました。九州と北海道で距離は離れていますが、取り組みやマインドで共通する点も多い2校がパートナーシップを結んだことをきっかけに、生徒たちの成長や両校の発展、さらには日本の高校教育の再創造に向けてさらなる連携を深めていきたいと思います。

■福岡女子商業高校の概要
福岡女子商業高等学校は、福岡県那珂川市にある生徒数約600名の全日制商業科の高校です。1950年に福岡県立筑紫野高等学校岩戸分校として設立され、1964年に那珂川町立福岡女子商業高等学校と校名改称されて以来、中山間地域に暮らす女性の社会進出を後押しするため、商業教育に力を注いできました。2017年に、全国的にも珍しい公立から私立への移管を経た後も、2021年に全日制最年少(当時30歳)の校長が誕生して以来、「挑戦を、楽しめ。」をスローガンに、生徒・教職員共に将来に渡る持続的な自由の獲得を目指して、時代に即した商業高校の形への再定義を進めています。

その実現のために、商業においては「社会の大人たちみんなが先生」と捉え、様々な協力を仰ぎ年間300に迫る校内外のプロジェクト活動を通じて現実社会にインパクトを与えられる力を育んでいます。「ビジネス×ICT×国際感覚」を軸に、対話を通して互いの自由を認め合う姿勢を養い、変化の早い社会においても自分の人生のハンドルを握り続ける人材の育成を目指しています。

(福岡女子商業高校のWebサイトはこちら)

■札幌新陽高校の概要
札幌新陽高校は、北海道札幌市南区にある生徒数約700名の全日制普通科高校です。1958年に札幌慈恵女子高校として建学されて以来、校訓「自主創造」と「この道は自ら拓くべし」という信念に基づく教育を一貫して行うとともに、時代の変化のなかで共学化や各コースの設置、ICT教育の推進など、様々な改革を進めてきました。また、教員も学び組織も学び続ける「学習する学校」を目指して、リフレクションと対話のカルチャーづくり、フリーアドレスの職員室、DXなどの業務改革に取り組んでいます。ビジョン2030「人物多様性」に基づき、2022年度からは単位制を導入。出会いと原体験を軸とした探究学習や課外活動など、校内外での実践的な学びを通して生徒の主体性と創造性を育む独自のカリキュラムを実施し、個性を活かして社会的役割を担う人財の育成を目指しています。
札幌新陽高校のWebサイトはこちら。)