お知らせ

安斎勇樹氏の講演会が開催されました!

このたび、本校にて、株式会社MIMIGURI代表取締役Co-CEOであり、東京大学大学院 情報学環 特任助教の安斎勇樹さんをお招きし、講演会を開催しました。

安斎さんは、企業経営と研究活動の両面から、人と組織の創造性を高めるファシリテーションの方法論を探究されており、今回は「冒険する組織をつくる『探究』のデザイン〜学校から始まる新たな挑戦〜」をテーマに、学校における探究のあり方や新たな挑戦について、具体的な事例を交えてご講演いただきました。

第1部:旅立ちの章

安斎勇樹さん×柴山校長 スペシャルトークセッション
第1部では、まず川村教諭による趣旨説明の後、柴山校長より本校の探究活動の取り組みについて紹介が行われました。
続いて、安斎勇樹さんと柴山校長によるトークセッションを実施。学校教育における「探究」の意義や、これからの時代に求められる組織づくりについて、実体験をもとに語り合いました。セッションは川村教諭がサポートファシリテーターを務め、参加者も一体となった活発な対話の場となりました。

第2部:冒険の章

ワークショップ「冒険する組織のつくりかた」
第2部では、安斎さんのリードによりワークショップ「冒険する組織のつくりかた」を行いました。
まず第1部の振り返りを行い、参加者同士で感想を共有。その後、「自分の職場や学校に持ち帰って、これからも探究していきたいこと」をテーマに、各自がA4用紙に思いを言語化しました。
さらに、書いた内容や問題関心が近い人同士で再グルーピング(マグネットテーブル方式)を行い、4人前後のグループに分かれて対話を深めました。参加者同士が互いの想いや課題意識を共有し合う中で、今後の探究活動への意欲が高まる時間となりました。

講師プロフィール

安斎勇樹さんは、株式会社MIMIGURI代表取締役Co-CEOおよび東京大学大学院 情報学環 特任助教を務めています。1985年東京都生まれ。東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。企業経営と研究活動を往復しながら、人と組織の創造性を高めるファシリテーションの方法論について探究しています。
主な著書に『問いのデザイン』『問いかけの作法』『リサーチ・ドリブン・イノベーション』『ワークショップデザイン論』などがあります。
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