伝統を塗り替える、新たな挑戦!生徒がつくる体育祭!
本校の伝統行事である「体育祭」が、今年も晴天の中、盛大に開催されました。
しかし今年の体育祭は、これまでの“伝統”を大きく塗り替える、生徒たちの新たな挑戦に満ちた1日となりました。

■ 自分たちで選び、つくりあげた「カラー」
今年の体育祭は、例年のカラーを刷新し、生徒の手で新たに選ばれた「ピンク」「水色」「紫」の3色がテーマに。学年やクラスの垣根を越えて、それぞれのカラーを軸にした“ブロック”を結成し、チームとして3日間をともに過ごしました。
この色分けは単なるデザインではなく、生徒たちの「自分たちの体育祭をつくりたい」という思いの象徴でもありました。



■ リーダーを中心に、限られた時間で作り上げた“表現”
特に注目されたのは、各ブロックごとの「表現」。ダンスやフォーメーションを含めた演目を、生徒たちは休み時間や放課後を使い、自主的に練習。
ブロック長や表現長といったリーダーたちは、短い時間の中で全員をまとめあげ、1つの作品として完成させました。「優勝したい!」という想いを胸に、生徒全員が本気でぶつかり合い、支え合いながらこの日を迎えたのです。
■ 本番当日──全力の競技と、涙のラストシーン
当日は、生徒が作ったバックボードや装飾に囲まれ、彩り豊かな会場で競技や表現が繰り広げられました。どの種目でも、仲間のために全力で走り、応援し合う姿が印象的で、会場中にエールが飛び交っていました。
特に、表現のパートでは、感極まって涙する生徒の姿も。先輩の姿に「かっこいい…」と憧れる後輩の表情も見られ、体育祭を通して、確かなバトンが受け継がれていくのを感じました。
■ 裏方にも主役がいた──支えた生徒たちの力
この体育祭の成功を語る上で欠かせないのが、運営に携わった生徒たちの存在です。
各係や委員会、ブロックや表現のリーダー・副リーダーなどをはじめ、体育祭全体を統括したのは、生徒による「体育祭実行委員」。
タイムスケジュールの調整や当日の進行、安全管理まで、すべてを自分たちの手で運営しました。
まさに、「生徒による、生徒のための体育祭」だったと言えるでしょう。
■ 実行委員長・日下部さんの言葉
最後に、今年の体育祭をまとめ上げた実行委員長・日下部さんに感想を聞いてみました。
体育祭実行委員長の日下部璃音です!今年の体育祭は、私の中で間違いなく人生で一番の体育祭でした。最初は「大丈夫かな、できるかな」って不安もたくさんあったけど、実行委員のみんなと夜遅くまで残って日案を考えたり、色んな先生や係の子と話していくうちに、気付いたらどんどん夢中になってて!この体育祭期間、ひたすら体育祭と向き合ってきました。そのおかげで、当日は本当に最高の一日になりました!競技に全力で挑んでくれたみんなの姿や、クラス・ブロックごとの団結力、応援の声、もう全部がキラキラしてて、「この体育祭の実行委員長をできてよかった!」って心から思えました。実行委員長としてはまだまだ至らないところもあったと思うけど、そんな私を支えてくれたみんなに本当に感謝しています!ありがとうございました!!この体育祭で感じた、仲間と頑張る楽しさや、一つの目標に向かって全力で取り組むことの大切さを、これからも忘れずにいたいです!本当にありがとうございました!!

生徒のみなさん、本当にお疲れさまでした。そして、感動をありがとうございました!