8月18日〜20日の期間で、福岡女子商業高等学校が主催する「越境合宿2025 in 福岡」が開催されました。

この2泊3日の合宿の目的は、総合型選抜や学校推薦型選抜での進学を目指す高校生が、学校や地域の垣根を越えて集い、自らの進路を見つめ直すことです。
今回は、学校の枠を越え佐賀県の東明館高等学校の生徒と先生も参加し交流を深めました。

合宿では、社会問題を切り口として、日本の未来を自分ごととして捉えるためのプログラムが組まれました。生徒たちは、多様な価値観や視点に触れ、対話を通じて自らの問いを立て、意見を表現する力を育むことに注力しました。
特に印象的だったのは、遅くまで小論文の作成に取り組む生徒たちの姿です。講義で学んだことをもとに、各自が熱心に筆を進め、指導教員が一人ひとりに寄り添いながら添削を行いました。
生徒たちは、単なる受験のテクニックではなく、なぜ学ぶのか、その学びが社会とどう繋がるのかを深く考えることで、学びの楽しさと意義を実感したようです。
また、今回の合宿では、外部講師として、実社会で経営に携わる長谷川さんや、本校卒業生で島根大学に合格した宮崎さんから直接指導を受ける貴重な機会も設けられました。社会の第一線で活躍する方々や、夢を叶えた先輩からのリアルな言葉は、生徒たちにとって大きな刺激となりました。


いよいよ3年生は本格的な進路活動が始まります。夏休みが明けた、ここからが本当の勝負です。この合宿で得た学びと経験を胸に、参加した3年生を含めて、女子商の3年生全員が、それぞれの未来を主体的に切り拓いてくれることを願っています。
〜お知らせ〜
女子商では10月11日(土)に第3回オープンスクールも開催予定です!
こちらのイベントでは進路相談ブースがあるので、国公立合格に向けて女子商ではどんな進路指導が行われているかを直接聞くことができます。
▼申込とイベントの詳細はこちらから
https://seed.software/public/f_jyoshi_shogyo
多くの中学生の皆様との出会いを、教職員・在校生一同、心よりお待ちしております。