「大学卒業:ダブル学位」
小嶺さん 2014年秋期 卒業
司書資格取得を目指し「正科生(資格・リカレント編入学)」で入学し、司書資格を取得。
すでに他大学を卒業していたが、卒業要件も満たしたため社会教育主事(任用)資格と合わせて学位も取得。最短期間で卒業した。
(※写真を撮るのが好きだという小嶺さん。プロフィール写真は、熊本であった新幹線フェスタの時に撮影。)
(掲載日:2015年4月14日)
◇学生支援センター
本日は、2015年3月にご卒業された小嶺さんにお話を伺います。小嶺さん、よろしくお願いいたします!
早速ですが、小嶺さんは、八洲学園大学のことはいつ、どんな風に知ったのですか。
◆小嶺さん
以前から他の大学を含めて司書資格を通信制で取得できるところはどこかないかとインターネットで調べていました。そんな中で、八洲学園大学のことは2012年の夏ぐらいに知ったと思います。
◇学生支援センター
通信制で司書資格を取得できる大学はいくつかあると思いますが、その中で本学への進学をお決めになった理由はなんですか。
◆小嶺さん
司書資格取得に必要な科目には、テキスト科目だけでなく、スクーリング科目もありますので、スクーリングの方法や日程をもとに調べていました。その時、八洲学園大学は通学もせず、スクーリングや試験もインターネットで受講できると分かり、八洲学園大学に決めました。
◇学生支援センター
「通学不要」は本学の一番の特長ですが、本学でもスクーリングという言葉を使っているので、言葉のイメージから、「通わなくてはいけない」と思う方がまだまだいるようです。本学のスクーリングは通学不要ですよ、皆さん(笑)!
さて、入学前にすでに学士の学位をお持ちだった小嶺さまは、司書資格の取得希望ということで、「正科生(資格・リカレント編入学)」として入学されました。「正科生(資格・リカレント編入学)」の方は、卒業はせず、目的を達成するとリカレント修了という形で退学する方が多いのですが、小嶺さまは卒業まで達成され、「ダブル学位」の取得となりました。司書資格の取得だけではなく、卒業も目指そうと思ったきっかけなどあれば教えてください。
◆小嶺さん
最初は司書資格のみを1年間で取得しようかと思い、資格取得したら終了できる正科生(資格・リカレント編入学)にしました。
しかし、入学から半年経った2013年春学期の終了時点で、司書資格科目の全29単位のうち20単位を修得できました。そこで、同年の秋学期の履修科目登録時に、司書資格の残り9単位分の他に、社会教育主事(任用)資格も取得することを決意し、社会教育主事の3科目5単位を履修登録しました。
2013年度終了時点で、司書資格取得に必要な全29単位をすべて修得し、また、社会教育主事に関する3科目5単位も無事修得できたため、もう1年在籍し、社会教育主事(任用)資格取得と同時に卒業もしようと最終的に決意し、卒業要件もきちんと調べ、最短で卒業できるように履修登録をし、単位修得をしていきました。
◇学生支援センター
結果として、計65単位を修得し2年間で卒業まで達成された小嶺さんには、本当に頭の下がる思いがいたします。司書や社会教育主事の科目以外にもさまざまな科目を履修されましたが、印象に残っている科目や先生について、お聞かせください。
◆小嶺さん
印象に残っている先生を挙げるとすれば、中園先生と藤森先生かと思います。
中園先生は、「情報資源組織演習1」を履修しました。難しい内容もある科目でしたが、雑談も入れながら授業を進めていくので、それを和ませることが出来る先生でした。
次に、藤森先生は、スクーリング科目の「民法1(総則・物権)」「民法2(債権法)」と、テキスト科目の「知的資産マネジメント」を履修しました。スクーリング科目では、知識を教えるだけではなく、ある事例に対して学んだ知識を生かしてどう解決していくか、どのような法律を持ってくるのかといった感じで演習に参加をさせていきます。法律のことは全く知らなくても大丈夫でした。
◇学生支援センター
いずれの先生も、熱い授業で人気の先生ですね。残念ながら、中園先生は2014年度までで本学の非常勤講師を退任されましたが(八洲学園大学facebookではつながっています!)、藤森先生は2014年10月に非常勤講師から専任講師になり、様々な科目や公開講座を担当されています。
楽しみながら履修をしていただけたようですが、学生生活の中で、苦労したことや困ったことはありましたか。そんなとき、どのように切り抜けたのでしょうか。
◆小嶺さん
学生生活の中で学習する時間を作り、その中でテキスト科目の課題をこなしていくのかというのがとにかく大変でした。
スクーリング科目も時間が決まっているため、予定をやりくりしながら進めていくしかないと思いました。どうしても無理な場合は担当の先生に相談をしながら履修しました。
オンラインで受ける科目修得試験の時も仕事の関係で受けられないことがわかり、担当者に無理を言って対処してもらったこともありました。
◇学生支援センター
小嶺さんは、半年あたり10科目前後を履修されていましたが、お仕事もある中でその科目数を履修するのは、とても大変だったと思います。参考までに、一週間のスケジュール例を教えていただけますか。また、工夫した点やおすすめの学習方法などはありますか。
◆小嶺さん
平日は毎日19時まで仕事で、帰宅後の21時から23時か24時までを学習時間にあてていました。土曜日も12時まで仕事で、学習時間は同じく21時から23時か24時まででした。日曜日は、できるだけ学習時間にあてていました。
また、スクーリングに関しては、平日6限(18:30~20:00)に受けたい科目があればそれをできるだけ受けていました。
横浜出張の際に撮ったみなとみらいの写真
(本学の近くです!)
◇学生支援センター
お仕事から帰った後に学習する、と簡単に言いますが、実際は大変な気力と体力を必要とすることですよね。そんなお忙しい状況だったにもかかわらず、学生支援センター主催の説明・交流会にもよくご参加いただきました。他の学生からの質問に、スタッフに代わってチャットで答えていただくことも多々ありましたね!
◆小嶺さん
時間があれば、参加させていただきました。学習支援センターの説明・交流会は、いろんな学生がいますので、リアルタイムに応答していくのは限界があると思います。説明会の回数を増やすか、内容を細かく分ける(以前行っていた資格別説明会みたいに、担当者別や科目別、分野別など)など、されてみてはいかがと思います。
◇学生支援センター
なるほど。とても参考になります。通信制ならではの充実したサポートができるよう工夫を重ねていきたいと思います。さて、苦労を乗り越えて資格取得や卒業を達成されたわけですが、本学で学んだことは、お仕事などには活かされていますか。
◆小嶺さん
そうですね。仕事関係で、司書の資格はこれから少しずつ活かしていけると思います。
◇学生支援センター
それは良かったです!いわゆる学校教育が終わってからも、お仕事に就いてからも、学び続ける、そんな「生涯学習」をこれからも続けたいと思いますか。
◆小嶺さん
一つ目の大学を卒業してから、だいぶん経ちますが、それまでにも資格や免許を取得したりとしてきましたので、多分これからも続けると思いますし、もしかしたら、八洲学園大学に再入学をするかもしれません。
◇学生支援センター
それは、ぜひ!!ちなみに、2014年3月の卒業生は16名でしたが、すでに2名の方が再入学されました。卒業後すぐに再入学するなんて、社会人学生の多い通信制大学ならではですよね。小嶺さんの再入学も、お待ちしております!
では最後に、これから入学する方へのメッセージをお願いいたします。
◆小嶺さん
私は八洲学園大学で2年間お世話になりました。通信制大学は自分との闘いです。自分でどれだけ時間を作って計画を立てて学習していくかにかかっています。卒業は容易なことではありませんが、是非、通信制大学へ入学をしたならば、最後まで諦めずに卒業まで目指してほしいと思います。多分、自分の人生の中で糧となる部分はかなりあると思います。
卒業を目指される方は、司書資格の単位が卒業単位として認められる大学はそうはないと思いますし、インターネット回線やパソコンさえあれば、通学なしで卒業を目指せる大学です。
また、いろんな悩み(レポートの書き方やそのたの相談)も先生や学生支援センターの職員が親切丁寧に対応をしてくれますし、科目も充実して来ていますので、自分にあった科目が見つかるのではないかと思います。
いろんな大学がありますが、入学をする前に本大学のホームページの確認や学習支援センターをご活用されてみてはいかがでしょうか。
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