「大学卒業:大学で学ぶという事の意義」
新井さん
2013年春学期に、大学卒業・図書館司書資格取得を目指し
て正科生(学士取得編入学)として入学。
仕事をしながら学習を続け、2016年3月に卒業。
今後の目標として「図書館での仕事に戻り、海外の方に
日本の図書館や文化について紹介したい」と語る。
(掲載日:2016年5月20日)
◇学生支援センター
本日は、2016年3月に本学を卒業した新井さんにお話を伺おうと思います。新井さん、学位記授与式ではありがとうございました!本日はどうぞよろしくお願いいたします。
まずは、八洲学園大学を知ったきっかけを教えてください。
◆新井さん
5年ほど前に、八洲学園大学で司書課程を履修している方と職場で会った事がきっかけで、八洲学園大学の事を知りました。そこで、パソコンを持っていれば通学せず授業を受けられること、スクーリングも通学が不要であることを聞きました。また、学士取得と図書館司書資格の同時取得を目指している方がいることや、授業の様子等を聞き、50代の私でも仕事をしながら、勉強を続けられるかもしれないと思いました。
◇学生支援センター
インターネット検索で本学を知った、という方もいますが、「職場の人や知り合いから紹介された」とおっしゃる方が増えてきた印象もあります。2016年3月末時点で卒業生630名以上、科目等履修生の終了者は1,000名以上になりましたので、繋がりが増えると嬉しいです!それでも少し入学は悩んでおられたのですね。
◆新井さん
それまで約15年間、図書館関係の仕事をしてきました。その中で、司書資格の必要性を度々感じていました。また、長年大学で学んでみたいという気持ちがありました。八洲学園大学のホームページを見て、各学期に決められた履修単位や科目もなく、自由に選択出来そうだったので、仕事をしながら自分のペースで勉強出来そうだと思いました。学費に関しても、シニア割引もあり、少し頑張ればやっていけそうだと思いました。
それでも、50代の私は多少の不安が拭えず、ホームページで見た問合せに電話をしてみました。土日でも学校説明をして下さるとの事だったので、その週の土曜日に八洲学園大学を訪ねました。司書課程、学費、学習計画等について、ひとつひとつ丁寧に説明をして頂き、具体的に自分が勉強していくイメージを掴む事が出来ました。さらに、学士取得編入学が出来る可能性がある事も知り、大学を後にする頃には入学を決心していました。横浜駅まで希望に満ちあふれた気持ちで歩いたのを昨日の事の様に覚えています。春学期の出願締め切りが迫っていましたので、翌日、インターネットで出願を行い、入学しました。
◇学生支援センター
来校相談で決意した、と言われるとスタッフとして嬉しく思います!!時々、「大学はあるのですよね?」なんて電話問い合わせをいただくことがあります。横浜駅から徒歩で10分ほどの場所にあるので、お近くにお住いの方で、入学について心配ということであれば新井さんのように来校で相談してもらいたいですね。実際に入学をしてから、印象は違いましたか?
◆新井さん
入学前は、家にいながらパソコンで受講するスクーリングのイメージは、淡々としたイメージでした。実際、スクーリングに参加してみると、先生の感じが伝わってきて、驚きました!授業中、学生が質問や感想をチャットに入力すると、先生がタイムリーに回答して行くという事が多かったのですが、やりとり が面白く、よく爆笑していました!(笑)また、いろいろな年代の方々と一緒に学んでいるというのも実感しました。八洲学園大学の先生方は優しい先生ばかりなので、スクーリングは本当に楽しかったです。
カフェで勉強しているときの一枚。
◇学生支援センター
10代から80代の方が同じ科目を受講されていますからね!(笑)ある先生からは「私より社会経験豊富な方が多いので、こちらも勉強させてもらっている」なんておっしゃっていました!(笑)私も学生の皆さんからの問い合わせで、新しい発見をすることが多いです!
また一般的な大学では、初対面の人としゃべるのが苦手という方もいますが、スクーリング科目はインターネット上で行ないチャットを通して質問・会話ができますので、皆さん楽しく学んでいる印象をとても受けます!
お仕事をされながらだったと思いますが、学習計画はどのように立てましたか?
◆新井さん
久しぶりに勉強するという環境になったので、学習計画を立てるまでの余裕はありませんでした。自分の生活の中にいかに勉強を取り入れて、勉強を続けるか、工夫をして来たように思います。入学してすぐの春学期は、仕事が終わって、家に帰り、食事を作り、夕飯を取ってから勉強するという生活のパターンになかなか慣れる事が出来ず、週末にまとめて勉強していました。秋学期からは平日スクーリングも履修したので、仕事の帰りにカフェに寄って、勉強する事も取り入れ、だんだん、平日、勉強する事に慣れていきました。
週末は、図書館や公園、平日行かないカフェに行ったりして、気分転換をはかりながら、勉強しました。また、少し多めに食事を作り、平日に電子レンジでチンして、簡単に食べられるものを作っておいたりもしました。勉強時間を多くすると、どうしても運動不足になるので、昼休みは食事の後に散歩をするようにしたり、オンデマンド受講の時は、授業を止めて、スクワットやストレッチをしたりしていました。科目取得試験が終わったら、勉強の事は少し忘れて、しっかり休みました。睡眠をしっかり取り、友人と会って、映画や食事に行ったりしました。
◇学生支援センター
今までの生活リズムに「学習」が加わるわけですからね・・。本当にお疲れ様でした。スクーリング科目は、リアルタイム受講が原則ですが科目によっては録画された講義を受講し感想レポートを提出すれば出席扱いになる科目もあります。とはいえ、録画された講義を見続けるというのも大変ですよね。他に大変だったことはありますか?
◆新井さん
科目修得試験はレポート形式が多いですし、テキスト履修は単位によりますが、2回から3回レポートを提出します。また、大学での勉強は高校までの勉強とは違い、教えてもらった事から、自分の考えをまとめてレポートに書くのですが、考えがまとまらなかった時は、何度もレポートを書き直し、辛かったです。そういう時は、もう一度、シラバスや教科書を読んだり、スクーリングで気になった回を再度見直して、乗り越えました。また、レポート提出する直前に、データを保存せずにファイルを閉じてしまい、最新のデータが消えてしまった時はショックでした。(笑)それ以来、まめにデータ保存するようになりました!
◇学生支援センター
「提出したレポートデータが白紙になっていた」「パソコンが壊れた」「データを誤って消してしまった」などレポート提出の時期は、数名・数十名の方から問い合わせがきます!新井さんもそうだったのですね!!特に提出締め切りギリギリにトラブルが発生し、支援センターに焦って電話される方もいます。
インタビューを見てくださっている在学生・卒業生も「あるある」と思っていますよ!
それでは、入学して良かった!と思ったことを教えていただけますか?
◆新井さん
課題レポート一本一本は、自分の考えの一つ一つだったと思います。いろいろな授業を受ける度に、一つ一つ自分が形成されていく感じがしました。また、経済や法律に関する授業も受講していたので、ニュースも良く分かるようになり、聞きかじりの意見ではなく、自分の意見として、きちんと言えるようになっていったと思います。また、図書館をぐっと身近に感じられるようになった事や、大学で学ぶという事の意義が分かった事も良かったと思います。
◇学生支援センター
そういっていただけると嬉しいです!印象に残っている科目などありますか?
◆新井さん
全科目かもしれません。私は「生涯学習学科」でしたので、司書科目だけではなく、経済学、法学、心理学、医学、道徳、宗教学、倫理学、哲学、文学に関する授業も受けました。一つ一つの授業が自分の枝葉になり、実となっていったという印象です。
「文章表現1」と「論述力スキル」の授業を受けた後は、課題レポートが書きやすくなり、少し余裕を持って勉強が出来るようになったと思います。毎回、宿題が出たので、オンデマンドで気になるところを見直し、宿題をこなして行きました。はじめはキツいと感じましたが、宿題をこなすことで、勉強の仕方も身についていったと思います。また、課題レポートを書く事が楽しくなり、どの科目も積極的に学ぶ事ができたように思います。
◇学生支援センター
ありがとうございます!支援センターでも課題レポートの書き方の説明・交流会を行なっておりますが、やはり「課題レポートを書く」という作業は本学に在学される以上、避けては通れないですからね。
新井さんが履修されたように、レポートの書き方を学べる科目はぜひ履修してもらいたいですね!
それでは、新井さんのこれからの目標をお聞かせいただけますか?
◆新井さん
私がはじめて行った図書館の仕事は、いろいろな国の図書の書誌を作成するといったものでした。言葉が良く分からず、それぞれの言語を母国語とする方々に助けて頂きました。同時に、文化も教えて頂いたと思います。今は少し、図書館関係の仕事から離れてしまっていますが、司書資格も取得できたので、また図書館の仕事に戻り、今度はいろいろな国の方々に日本の図書館や文化について紹介できたら良いなと思っています。
◇学生支援センター
ありがとうございます!
最後に、入学検討者にメッセージをお願いいたします。
◆新井さん
八洲学園大学は通学が不要というだけでなく、講義内容、通信環境等においても、仕事をしながら学ぶ環境が揃っていると思います。パソコンを通しての授業ですが、みんなで一緒に学んでいる実感が得られ、本当に楽しいです。八洲学園の先生方はみなさん優しい先生ばかりですので、どの科目も履修したくて、履修登録では悩みに悩みました。(笑)分からない事があったり、授業のイメージが掴めなかったりした時は、学生支援センターさんに質問機能から、質問する事もでき、学ぶことに集中できます。八洲学園大学に入学し、自分の人生を見直して、リセット出来たような気がします。八洲学園大学に入学したら、大学で学ぶという事の意義を実感できると思います。大学生としての醍醐味を存分に味わってみてください。
◇学生支援センター
本日はありがとうございました!
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