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「大学卒業:卒業を通して得た達成感」
佐川さん
佐川さん

2015年春期に、大学卒業・博物館学芸員資格取得を目指して正科生(学士取得編入学)として入学。観光地の宿泊施設の管理人として仕事をしながら学習を続け、2017年3月に卒業。

(掲載日:2017年4月17日)


佐川さん
2017年3月に本学を卒業された、お伺いしました。

●入学前に不安だったこと
初めは博物館学芸員資格取得だけを考えていました。でも、かつての大学生時代、あまり熱心に学業に取り組まなかったことで後悔の念があり、せっかくだからもう一度、大学生としてしっかり学んでみようと思いました。しかし、学業から離れて25年、記憶力の衰えも実感していましたので、果たして、仕事をしながら、学びについていけるのだろうかと不安でした。


●入学の決め手
仕事の性質上、定期的に休日を取ることができませんので、インターネットを使って、スクーリングはじめ全ての授業が受けられる点は魅力的でした。また、学費がリーズナブルという点も大きかったです。現在、自分の子どもが通っている大学(理系私大)の学費の6分の1ほどです。しかも、在学中に50歳となり、シニア割引制度も利用することができたのは、けっこう嬉しかったです。


●学習に対して、入学前の印象と入学後の印象は違い
当初、通信制大学というと、入学後に大量のテキストがドカっと送られてきて、地道に、孤独に、時には涙しながら学習を進めていくようなイメージを勝手に持っていました。ところが、本学は、支援センターのフォローがあり、何をどうすればよいのか、丁寧に教えていただきました。学習を進める上でも、わからないことがあれば「質問機能」を使って先生に質問すれば適切な助言がいただけますし、スクーリング科目では先生や学友とのやりとりも楽しみで、「孤独感」はあまり感じませんでした。通学生よりも、先生との距離感は近く感じられました。


●学習をする上で大変だったこと
大きな宿泊施設の管理人として仕事をしていますので、お客さま対応が最優先です。来客があったり、何かトラブルが発生したりすると、スクーリングは一時中断(退席)せざるをえませんでした。試験時間中でも、フロントを閉めるわけにいきませんので、業務をしながらの受験で、なかなか集中できませんでした。


●学習計画はどのように立て、どのように学習を進めたか
繁忙期と重なる春期にはテキスト科目を中心に、比較的ゆとりがある秋期にはスクーリング科目を多く履修するようにしました。テキスト科目は、なるべく早めに教科書や参考書を購入し、まず一度通読するようにしました。私の場合、自宅と職場が同じ場所なので通勤時間はゼロですし、フロントでの待機時間が毎日数時間ありましたので、時間があれば学習にあてるようにしました。
博物館学芸員科目は2年計画で、初年度春期にテキスト科目を、秋期にスクーリング科目を履修し、翌秋期に実習を実施しました。これも支援センターのアドバイスを参考にしたのですが、計画通り進めることができました。


●入学して良かったと感じたこと
学びの大変さ、苦しさとともに、楽しさを今更ながら実感することができました。なるべく幅広い分野から履修しようとしましたが、それぞれの科目から、新しい発見や気づきが与えられ、生活や仕事の場で活かせることができたのは、幸いです。あと、秘かに楽しんでいたのが「学割」です。博物館や映画に行くとき、学割が使えるのは、ちょっと嬉しかったですね。


●印象に残っている科目とエピソード
博物館学芸員科目は、実際に博物館で業務することを想定して、自発的に、積極的に取り組めるように、いずれも内容が充実していたと思います。
本学は、「厳しさ」と「優しさ」のバランスが絶妙だと感じています。通信制で学ぶことは、強い意志や覚悟、つまり「厳しさ」が求められます。しかし、支援センターの「優しさ」に大いに助けられました。授業においても、(良い意味での)「厳しさ」を感じる科目と(易しさではなく)「優しさ」を感じる科目があり、両者のバランスが絶妙なのです。たとえばスクーリングでは、講義中に一瞬も気が抜けず、レポートも高いレベルを求められる「厳しい」科目もあり、楽しく学べて、学びを通して元気になれる、癒されるような「優しい」科目もあります。
秋吉正博先生(「博物館概論」「博物館経営論」「博物館実習」など)や小関慶太先生(「犯罪と心理」など)の科目では、大学生として必要な学びの姿勢やレポートの書き方などを比較的厳しく教えていただいたと思います。渡邉達生先生(「笑いと文化」「逆境を生きる」など)や大江知行先生(ビジネス・スキル「折れない心とポジティブ・シンキング」など)の科目では、学びを通して元気や癒しをいただいたように思います。いずれも魅力的な科目でした。


●卒業後の進路やこれからの目標
現在かかわっている美術館(群馬県みどり市立富弘美術館)に、「学芸員資格取得」ボランティアとして、より深くかかわり、貢献したいと願っています。また、本学で学んだことを業務に活かし、何らかのかたちで社会に貢献していきたいと願っています。
今後も、仕事をしながら、生活や仕事に活かせる学びを継続したいと考えています。まずは、外国人観光客に対応できるように英語と、聴覚障害者の方々とコミュニケーションできるように手話を学びたいと思っています。


●これから入学する検討者へメッセージ
本学は、多様な科目を各自に合ったペースで学ぶことができ、先生方のご指導や支援体制も充実しています。しかも学費はリーズナブルです。さまざまな事情の中で、学習を進めていく上で、時には「厳しさ」を感じることもありますが、それを乗り越えた時の達成感や喜びは格別です。ぜひ、本学での学生生活を満喫してください。

佐川さん
右の写真は、学習の場でもあったフロント。

佐川さん
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