博物館教育と社会教育
日本の博物館は当初、資料の保存や殖産興業等のための教育を目的として設立された経緯があるが、高度成長期を経て、社会が成熟した現在、人と人とがつながる地域の拠点という新たな役割を果たしている。
本科目では、博物館が異種館連携や地域連携を行う中で市民とともに学びの場をデザインして地域づくり等に役立てる事例、あるいは社会的包摂の観点や、学博連携、博物館を足掛かりに震災被災地に貢献する活動を行う市民団体、著作権への配慮と利用、比較的幅広い層に向けて実施可能な学習プログラムなどの実例について学ぶことで、現代のさまざまな社会的課題へ対応する社会教育の考え方を身に付ける。
単位 | 形態 | 学費(円) | 履修開始時期 | 履修方法 | 社会教育主事講習等規程で 定める科目名 |
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2 | T | 13,000 | 4月・10月 | 選択必修 | 社会教育特講 |
到達目標
将来的に社会教育事業の企画・立案・実施等の業務に携わることを想定して受講するため、以下の項目を到達目標とする。
1.自らの組織が社会教育を通して社会にどのように貢献するか、というミッション(設立目的)や目標を設定できる。
2.1のミッションや目的の達成を実現するために、博物館などの既存のインフラ、地域の資源を活用した教育の企画を行える。
3.1、2についての運営上の課題や改善策を挙げることができる。
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