先月の選挙で選ばれた第10期生徒会は、福岡県立社会教育総合センターにて1泊2日の夏合宿を実施しました。

新しい仲間とともに歩み出した彼女たちが最初に取り組んだのは、学校を動かす存在としての「自覚」を深めることでした。
合宿ではまず、一人ひとりが自分自身を見つめ直すワークからスタート。
「自分はどんな価値観を大事にしているか」「どんな想いで生徒会をしているのか」など、自己理解を深めるプログラムを通して、お互いの個性や強みを知る機会となりました。

その上で、生徒会としてのパーパス(あり方・存在する価値)を考える時間へ。
「私たちは何のために生徒会を担うのか」
「女子商にとって、生徒会はどんな存在であるべきか」
問いかけを繰り返しながら対話を重ね、少しずつ一つの方向性へとまとまっていきました。
また、今回の合宿では、生徒同士の議論だけでなく、先生方との対話の時間も大切にしました。「教師」と「生徒」という立場を超えた対話の中で、お互いが目指す未来を確かめ合う貴重な機会となりました。夜にはキャンプファイヤーを囲み、日中では言葉にできなかった本音や悩みを語り合いました。
炎の灯りに包まれながら、自分たちの弱さも強さも分かち合い、「仲間」としての信頼を深めるひととき。そこには、肩書きや役職を超えて「一緒に学校をつくっていく仲間」としての絆がありました。

10期生徒会は、まだ始動したばかり。
この合宿で育まれたのは、単なる友情や思い出だけではありません。
「学校を自分たちの手でつくる」という自治への自覚、仲間とともに未来を描く責任感、そしてリーダーとしての成長への意欲。

これからの日々、「9人」の女子商のリーダーたちはその学びを胸に、一歩ずつ学校づくりに挑んでいきます。
女子商の新しい歴史を紡ぐ10期生徒会の歩みに、どうぞご期待ください。
〜お知らせ〜
女子商では8月30日(土)に第2回オープンスクールも開催予定です!
こちらのイベントでも、女子商の雰囲気をじっくりと体験できます。
▼申込とイベントの詳細はこちらから
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多くの中学生の皆様との出会いを、教職員・在校生一同、心よりお待ちしております。